守らされているけど守られている

守らされているからこそ守られている(子供に社会秩序を教える親の大切さ)

私たちは生きるうえで、様々なルールや規範に従わなければなりません。
自分のしたい放題したいと思っても、なかなか出来ません。

例えば、大人の社会においても様々な決まりごとがあり、それを破ることは許されません。
法律、社訓、コンプライアンス。
これらは、守らなければならないものと課せられていますが、守らないと、罰せられることにもつながります。

守らなければならないもの。
実はその守らなければならないものに、守られているのです。

さて、子育てにおいて、親が子供に対して、様々な約束をさせますが、これは社会の恐ろしさ、罠から子供を守るために、様々な決まり、約束事を課しているのです。
決まり、約束事を守らしている、子供からみると守らされているのです。

子供からすると守らされていることに窮屈な感覚を抱いてしまうでしょうが、社会の弊害から守られているのです。

この時のベストは、親が子供に一方的にルール、約束事を課すのではなく、なぜこれらルール、約束事が必要か、話し合うことでしょう。

守らされているけど 守られている。
この事実は大変重要です。

なぜなら、子供時、守らされているものがないと、何でも自由気ままに行ってしまい、社会の良識、ルールを守ることが出来ない大人となり、守らなければならないものを、守らなかった者として、国家、法の力により、それなりの対応を強制的(処罰)に受けさせられる可能性が高いからです。

守らされているけど 守られている。
ありがたいことなのです。

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