心理カウンセラー養成講座 その2

2017年 補記 心理カウンセラー養成講座は行っていません。

前回はカウンセラー養成講座の実施目的等を中心に書きました。

私の考えるカウンセラー養成講座はカウンセラー養成の目的だけではなく、受講者の方が生き辛さからの回復を図れるためのカリキュラムを考えています。

それはカウンセラーが生き辛さを抱えていたのでは、クライエントの方にとって良いカウンセリングが出来ないと思っているからです。

私のカウンセリングに来られる方の悩みの相談内容は、対人不安、自信がない、その背景としてアダルトチルドレンの悩みが多いです。
これは他のカウンセリングルームでも傾向はさほど変わらないと思います。

なぜ私がそう思うか。
それは「人はどのような時に悩み、カウンセリングを受けたい」と思うかを考えれば分かると思います。

人がカウンセリングを受けようと悩む時は、社会適応の辛さに悩まれてのことだと思うのです。これは親子関係、仕事、職場、夫婦関係、恋愛、生きるということ等の悩みです。
社会生活を送るうえで生きることに辛さを感じて、それを克服したいと願いカウンセリングに来られているのです。
そしてこれは、日々の日常生活のなかで誰でも経験する悩みでもあると思います。

そして、この問題の大きな要因は人間関係です。
(私も人間関係で悩まなければ、これは経済的問題を別としますが、本当に気楽に人生過ごせる、そのような気がしてなりません)
人間関係がスムーズに築けない原因は大別すると2つあります。
それは前回も書きましたが、ひとつは自分自身の思考の問題、そしてもうひとつは社会性獲得の問題です。

これらの問題を大きく抱えて来られるクライエントの方の悩みに対応するためには、カウンセラーが日々の人間関係や人生における生き辛さを抱えていては、クライエントの方に役立つカウンセリングは出来ないと思うのです。

したがって心理カウンセラーである以前に、自分が自分の問題をある程度解決しておく必要があるのです。

そのためにも前回も書きましたように、カリキュラリムⅠでは「自分を苦しめる思い込みを認識して、新しい考え方を創り」その新しい考え方を発揮するためにカリキュラムⅡにおいて「対人スキルの考え方とスキルの習得」を目指し社会性の獲得します。

過去の思い込みから解放され、社会性をアップして真に生き辛さからの解放を図ることを目的としているのです。

交流分析のカウンセリングの著者、イアン・スチュアートは次のように語っています。

「カウンセラーは、自分が達成したのと同じ地点までしか、クライエントが目標を達成することを援助することはできない」

この言葉を信じるとするならば、カウンセラーが生き辛さから解放され、社会性を築くスキルを獲得していないと、多くの同じ問題で悩むクライエントの方を導くことが出来ないとなるのです。

したがって私が企画している心理カウンセラー養成講座は、心理学をベースとした「より豊かに生きるための 心理カウンセラー養成講座」なのです。

そして、カリキュラムⅢとⅣではカウンセリングの演習とプロとしての考え方、技術を身につけて頂き、プロ心理カウンセラーの養成を目指していきます。

尚、講座の実施は2010年、秋を目指しています。