自己主張と自分勝手は違います

自分を抑えて社会生活をしている方は
自己主張や、自分の考えていることを実行することを

それは・・・。

自分勝手ではないのか・・・。

と、思われる傾向が強いようです。

自分勝手とは何か

まず、自分勝手ですが、自分勝手とは、
常に自分の都合だけを考え、周りにどのような影響を与えようが
常に自分の好きなように振る舞う人のことを言います。

すなわち、自分勝手な人とは、他者に対する配慮がない人のことを言うのです。
他者のことはどうでもよく、自分が自分の好きに振る舞う。

これが、自分勝手です。

自己主張の大切さ

さて、自分を抑えている人は、対人関係においても、当然、自分を抑えており
他者に対して主張したり、集団において自分の好きに振る舞うことを
今まで、控えてこられたと思います。

あまりにも、他者に対する配慮が高いためです。
⇒この配慮の背景には、嫌われたら等の不安があるのですが。

常に人に合わせて、主張もせず、思ったように行動されていないのであれば
たまには、主張して、行動されてもいいのではないでしょうか。

それだけ、常に自分を抑えて、協調性を大切にされてこられたのですから
これは、自分勝手ではありません。

自分の権利を主張して、行動するのです。

しかし、自己を主張を行うと、他者の主張とぶつかる時があります。
それは、それでいいのです。

その他者も自分の権利に基づき主張をしており。

あなたは、あなたで、自分の権利に基づき、自己主張を行う。

他者を攻撃したり、誹謗中傷せず、相手の存在、感情を大切にした、適切な自己主張をすればいいのです。

また、主張する場において、自己主張することは、自己の主張責任を果たしたことにもなります。

常に他の場面においては、他者への配慮を忘れずに行動されているのであれば
自己主張をしても問題はないのではないでしょうか。

自己主張と協調性のバランスが大切ですね。

自己主張と自分勝手は全く異なるものであるとご認識ください。

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