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恋愛相談1(恋愛・結婚・カップル・夫婦)

私は恋愛の問題は基本的には人間関係性心理のカテゴリ−に入ると思っています。 したがって豊かで幸せな恋愛関係を築ける人は、豊かで実りある人間関係を築けるでしょう。 また、豊かで実りある人間関係を築ける人は、豊かで幸せな恋愛関係を築けると思っています。

では、何が私達を苦しめ幸せな恋愛の邪魔をするのでしょう。その原因は何でしょう。
ここでは、4つの問題を見ていきたいと思います。

1.恋愛依存症

人間関係性の心理でも書きましたが、大きな原因の1つは、「この人さえいてくれれば幸せになれる」という幻想です。 そこにある心理は、子供の頃からの何らかの満たされない思いを、満たしたいという欲望があると思います。 例えば、ずっと淋しい思いをしてきた人は、パ−トナ−に対していつでもどこでも側 にいて欲しいと思うでしょう。また、あまりにも孤独になるのが恐くてパ−トナ−にしがみつくかもしれません。

上例は一例ですが、恋愛がうまくいかない原因として、親との未解決の問題、発達過程における対人スキル・共感能力未学習の問題などが、他の対人関係において問題となる以上に強く出ていると思います。

では、ここで具体的な問題を、子供の頃の満たされない思いを満たそうとしてこじれるパタ−ンを2つ見ていきましょう。

パ−トナ−に期待しすぎること。

例えばずっと子供の頃より親に構ってまらえず淋しい子供時代を過ごし成長した人は、パ−トナ−が出来ると、もう、淋しい思いはしたくない、甘えたいなどと思い、 パ−トナ−にずっと自分の側にいて欲しいという気持ちが強くなるでしょう。 その気持ちの強さゆえにパ−トナ−を失うことの恐怖も人1倍強いことでしょう。 この場合パ−トナ−にいつもメ−ルや電話をし、必要以上に自分がパ−トナ−と繋がっていることを確認したがり、または、パ−トナ−が何をしているのか、どこにいるのかを把握したがり、度をこすと、パ−トナ−が自分以外の人と付き合ってはいないかと不安になりメ−ルや電話も強迫的になってきます。

こういったことが重なってくると、今度はパ−トナ−から見ると自分が縛られているような感じがして、窮屈になってきます。 ここに、2人のコントロ−ルしようとする側と、コントロ−ルされまいとする側との争いが生じます。

これは1例にすぎませんが、もしかしたら私達は誰かを好きになったり、愛した瞬間、相手を自分の望み通りにしようと期待し、コントロ−ルをし始めているのかもしれません。 これは、コントロ−ルによる支配の問題もしくは、権力闘争と呼んでいいかもしれません。

依存の問題

孤独になるのが恐ろしくパ−トナ−にしがみつくことの一番の問題は依存です。 これは、パ−トナ−にあなたが幸せになる鍵を完全に渡してしまっているのです。 「この人さえいてくれれば」という思いが強すぎ、同時に捨てられることの恐怖もたくさん感じると、自分を押さえ我慢してまでも、パ−トナ−の言うことにはすべてYESとなるかもしれませんし、さらに進むとパ−トナ−からの冷たい態度や暴力にも耐えることになるかもしれません。 それでもパ−トナ−から捨てられ、再び孤独地獄を体験するよりはずっといいと思われているのでしょう。 しかし、これで本当に幸せといえるでしょうか。

パ−トナ−に期待しすぎること、または、パ−トナ−に依存する場合も、いずれにせよ頭の中はパ−トナ−のことで一杯です。 したがってその分、自分については案外無関心なのかもしれません。

この人さえいてくれれば私は幸せになれる。子供の頃の満たされない思いがすべて満たされる。 親より得られなかった愛が一杯もらえる。もう孤独地獄を味あわなくてもいい
もう一度言います。すべて幻想です

確かに恋愛においては、パ−トナ−に期待をしてみたり、依存をしてみたりと、誰にでもあることでしょう。 しかし、期待しすぎる、依存しすぎる、これが問題です。度がすぎては問題となります。 〜しすぎるのはパ−トナ−のことで頭が一杯、自分のことは何も考えない。もっと言うとパ−トナ−に価値を見出しその分自分は無価値化しているのかもしれません。 無価値な自分に価値を与えてくれるのはパ−トナ−。

これは、恋愛依存症。もしくは、Love Addictionと言ってもいいかもしれません。
こういった問題がさらに進むと、嫉妬と怒りの問題、後述するDV問題へと発展していきます

では、私達を幸せにしてくれるのは一体誰なのでしょう

私達を幸せにしてくれるのは、私達以外の何者でもありませんでは、どのようにすれば私達は幸せをゲット出来るのでしょうか。 そのためには私達がまず、私達の性格のクセ、傾向を自分で知り把握することです。 そして、このクセなどが、どこから来ているのかよく考えることです。 子供時代の親子、環境との何らかの未解決の問題なのか、またはそれ以外なのか。

子供時代の未解決の問題であるならば、問題の根源は本当はこうしてもらいたかった、こうしてほしかった、もしくはずっと怒りを抑えていた、泣きたかった等、様々でしょう。 そして、これらの思いを認めることです。次にこれらの思いを認めたら、自分はそういう問題、傾向をずっと持っているのだと認識することです。 そして、そのままの自分を受け入れてください。 こういった問題を抱えているありのままの自分を「これでいいんだ」と心から思えるようになることは、大切なことだと思います。 自分が自分と繋がるのです→自分が自分と繋がると過剰に他者と繋がろうとはなりません。 しかし、これが出来たかったからといって、すべてが解決するとは私は思いません。

でも、パ−トナ−との問題が生じた時、何かパ−トナ−をコントロ−ルしているなとか、あまりにも依存しすぎているなと感じた時は、自分がまたいつものことをやっていると自己分析が出来、大きな問題にならないうちに対応出来るのではないでしょうか。
パ−トナ−に期待しすぎたり依存しすぎる行動態度の抑制につながり、そこから生じる問題の影響も小さくなってくると思います。

豊かな恋愛を持続するためにはこういった努力も必要なのです

それから、もうひとつ大切なことを。言うまでもないことかもしれませんが、思いやりの気持ち、共感能力です。 パ−トナ−は今どんな気持ちでいるのだろう、何を自分に話したいのだろうか、言語を超えた心の部分なのか、常日頃からパ−トナ−の立場、気持ちになって話しを聞くことが大切です。
心を大切に。感情を大切に。人間は感情の動物です。

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