謙虚と自己卑下

謙虚とは自分を控え、他者に配慮を行い、傲慢な自分を出さない行動・態度です。
謙虚とは人に配慮はしますが、主張すべきことは主張して、
他者と対等な関係を築きます。

さて、謙虚とよく似た行動・態度に、自己卑下があります。

自己卑下とは、常に相手より自分を下に置き、自己抑圧的に振る舞う行動です。

例えば、ほめられても「いえいえ」、「私なんて」等の言葉を何度も発し
人に対しては、頭を下げるというより、ペコペコしているように見えます。

しかし、本当は自己卑下を演じている人も、
すべき自己主張は行い、凛と振る舞いたいという願望はあると思いますが
人が怖い、不安感が強いのか、自己卑下を演じることにより
自分を守っているのでしょう。

でも、その結果、常に我慢と抑圧の連続。
内心は怒りに満ちているかもしれません。

そしていつかキレて、大噴火を起こし、人間関係を壊滅させるかもしれません。

自己卑下から得るものは、ほとんどないでしょう。
本人は気づいていないでしょうが、その演じている姿は、他者からは好感をもたれる以上に
蔑まれている可能性が高いです。
演じている本人は気づいていなくても、自己卑下の行動・態度は不自然に映るものなのです。

この自分を苦しめ、人間関係を対等に築けない自己卑下からの回復には
いつから、自己卑下的な行動を取っているのか、
過去その目的は何であったのか等振り返り。
自己主張を学ぶ必要もあるでしょう。

そして、自分を大切にするとは何か。
このことについても考える必要があるでしょう。