心の悩み相談集
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2004年04月23日
結婚して6ヶ月、未だに夫から求められません
今回のご相談は瑠璃子さん(仮名)26歳の方からのご相談です。
瑠璃子さんは半年前に結婚をしましたが、結婚後未だに夫の徹夫さん(25歳)からセックスを求められないことに悩んでいます。 2人は2年前に知り合い、半年前に結婚をしました。 ただ、結婚前に1つだけ瑠璃子さんが傷ついたことがあります。 それは、結婚2ヶ月前のことでした。いきなり徹夫さんが泣きながら瑠璃子さんに土下座をして「浮気をした」と謝ったのです。
最初瑠璃子さんは怒りがこみ上げ婚約を解消しようと思いましたが、泣き続ける彼を見てかわいそうになり、また、自分も徹夫さんを愛していることを分かっていたので「二度と浮気」をしないことを誓わせて許したのでした。 彼の浮気はたまたま出会い系ネットで知り合った、売春目的の女性だったようです。
しかし、この出来事以来、徹夫君は瑠璃子さんを求めなくなりました。 瑠璃子さんは新婚早々浮気をしているのではと考えましたが、帰宅時間等を考えるとまったくその形跡はありません。
まったく夫の態度が理解出来ないので、タウンペ−ジで検索した心理カウンセラ−に相談したところ「男には征服欲があり、一度結婚して征服した女性には求めないこともある。男とはそういうものだ」と、説明を受けたそうですが、納得が出来ず私のところに相談に来ました。
私は大変深刻な悩みの相談だと思います。 男性の性欲のピ−クは10代後半から20代です。したがって25歳の男性がセックスを求めないということは理解しがたいです。しかも、浮気はしていないのです。
ここで私が問題視したいのは、彼が2ヶ月前に彼女に浮気の告白をしたことです。 もし、前のカウンセラ−の男には征服欲があるという説が正しいのならばわざわざ浮気の告白をして許しを請う必要はありません。知らない顔をしていればすむ話しです。 では、なぜ浮気の告白をして許しを請うたのでしょう。 彼女を傷つけるのを分かっているのに。
それは、浮気をしてしまった罪悪感からでしょう。
その罪悪感を背負いきれずに自ら告白し許してもらいたかったのでしょう。
しかし、それならば瑠璃子さんは徹夫君を二度と浮気はしないことを約束させ許しています。 彼もそのことは十分に分かっているでしょう。
すると何が原因でしょうか。 何が原因で彼女を求めないのでしょうか。 未だに罪悪感を引きずっているのでしょうか。 俺は浮気をしたつまらない男、愛する女性を傷つけてしまった男、彼女を抱く価値はない。とでも思っているのでしょうか。
考えられます。
このことについて瑠璃子さんに話しをしました。瑠璃子さんもそうかもしれないと納得をし徹夫さんに愛していること、過去は許していることを伝えましたが、やはり、徹夫君は彼女を抱こうとしないのでした。
では、原因は他にあるのでしょうか。それとも罪悪感が強すぎ精神的にまいってしまっているのでしょうか。はっきりしたことは分かりません。
しかし、私はもうひとつのことを考えました。
もし、徹夫君が自分が何らかの性病にかかっていると思っていたら、またはその不安を感じていたらどうでしょうか。
性病の場合セックスをすれば感染してしまいます。 彼の結婚前の浮気相手は見ず知らずの女性です。 彼女が性病に感染をしていて、自分も感染してしまったのではという不安を持っていたらおそらく、その精神的不安ゆえセックスは出来ないでしょう。 医者に行って検査をしてもらうしかないのですが。
あくまで、これは仮説ですが。 いずれにせよ、何がどうなっているのか。彼に確認をするしかありません。
2004年04月18日
結婚とキャリア
前号でお話しをしました女性が結婚後家庭に入り再就職する場合何が一番の重要か、
について書きたいと思います。
それは、雇用されうる能力、すなわち、エンプロイアビリティだと思います。
常に自分が労働市場に必要とされる能力を持っているかどうかということです。
実はこれは現職の男性にも言えることです。今の社会では1つの会社に就職したからといって、ずっとその会社で働いている可能性は少ないでしょう。
成果主義、アウトソ−シング、リストラなどいつどこでどうなるのか分かりません。
いつどこでどうなるか分からないということは、常にその危険に対応する態度が必要となってきます。
私達が自分の都合で退職するにせよ、会社の都合で退職するにせよ、一旦職を失っても自分が労働市場から必要とされる能力を持っているかどうかが、再就職の成否を決定します。
すなわち、私達が自己責任において労働市場から必要とされる能力開発を常にしなくてはならないということです。
常に労働市場から求められる存在ではなくてはならないということなのです。エンプロイアビリティ、雇用されうる能力を獲得し続けることが重要です。
自分が常に労働市場に必要とされる能力を開発し続けるということは、自分の進むべき職業人生を自分で決定し、キャリアアッブに対する計画を立て、実行していくことに他なりません。
一旦何らかの都合で職を失っても、常にスキルアップを図っているわけですから、再就職はしやすい状態でしょう。
そして、逆に考えると転職を繰り返すたびごとに、新たなスキルを獲得しキャリアアップを図り、自分の理想の最終目標を手に入れることになります。
男性の場合は、結婚して家庭に入る女性に比べるとキャリアアップを図っているように見えますがそうとも言えません。
就く職種によっては、長くその仕事をしていても、その勤めている企業にとっては通じるキャリアであっても他の業界、企業にとってはあまり通用しないキャリアもあります。
私事ですが、私も14年間サラリ−マンをしていました。仕事内容は銀行事務管理責任者でした。
しかし、このキャリアは勤めていた会社では雇用されうる能力でしたが、退職後転職活動をしてみると、あまり必要とされるものではありませんでした。
あまり一般的な仕事ではなく、だからといって専門性が高いわけでもありませんでした。
したがって、14年間のキャリアは労働市場ではあまり評価されなかったのです。
ですから、どんなキャリアが労働市場で必要とされているのか、このあたりの分析も必要でしょう。
現在仕事に就いている男性に言えることは、ひとつの会社に真面目にコツコツ働くのも大切ですが、そのキャリアがあまり市場価値のないものであるならば、いざ失業した時泣くのは自分自身です。
自分のスキルアップのためならば転職もOKと言うぐらいの気持ちは必要でしょう。
自己のスキルアップのために、今の会社、仕事を踏み台にすればいいのです。
もう、会社が従業員を守る時代は終わったのですから。
さて、本題である結婚後の女性の再就職について考えましょう。
仕事に就いている男性にとってもキャリアアップは大切で、望む方向に進むのは結構難しいのに、結婚後家庭に入り、労働社会から一線を引いた女性が再就職するのは至難の技でしょう。
もちろん、給料、仕事内容にこだわらないのならば何とかなるかもしれませんが。
収入もある程度必要で、望む仕事を手にするためにはエンプロイアビリティ、雇用されうる能力が必要です。
では、どうやって雇用されうる能力を維持し続ければいいのでしょうか。
女性のスキルアップは家庭に入ると難しいものです。
なんと言っても、労働社会から遠ざかるのですから。
とは言ってもスキルアップは絶対に必要です。
では、次に具体的なスキルアップについて考えてみましょう。
スキルアップ
1. 経験よりアップする
2. 資格を取得する
3. 常にアイディアを持ち続ける
1. 経験よりアップする
会社を退職すると実際に不可能になってしまいます。代案としては、ボランティア、コミュニティ等に参加をしてそこから、何らかのスキルを身に付けることは可能でしょう。
2. 資格を取得する
現実的に可能だと思います。但し、家事や子育て疲れきっている場合はしんどいかもしれません。 どの資格がどのように再就職に有利なのか、または、経済的に多少余裕があるのならば独立系の資格を考えてよいのかもしれません。
3. 常にアイディアを持ち続ける
企画にあたります。家庭で過ごして不便だなとか、ここをこう改善したら便利なのにと問題意識、改善意識を常に持ち続けて下さい。すると、ふと何らかの改善アイディアが 浮かぶかもしれませんそれを売り込むのです。
セラリ−マンやOLには分からないところに常に目がいっているはずですから、そこを利用してください。
家庭生活の経験から得たものを売り込むわけです。
これでいくと特許を取得出来る可能性もあり、特許使用料も継続的に入ってくるかもしれません。
今、私が結婚後家庭に入ってもキャリアアップできる、また、新たなキャリアを取得出来る方法は以上のようなものです。
まだまだ、たくさんあるとは思います。
別に数年後の離婚のために備えるのではなく、いずれ、子供に手がかからなくなったら、また、社会で働きたいと思うこともあるでしょう。
その時に時給800円のアルバイトで、こんなんしかないわぁ−ではなく、自分を高く売って欲しいのです。
いかがでしょうか
2004年04月13日
もの凄いおばさんの、もの凄いアドバイス
以前喫茶店でゆっくりしていた時、前の席から30代中頃の女性に対して、50代後半のおばさんが一方的に、まくしたてていました。以下、そのおばさんの話しの内容です。
「あんた今離婚してどうするの」「生活出来るの、今から仕事探せるの」「とりあえず我慢しとき。年金のこともあるし」「嫌でも我慢我慢」
おばさんの話しはこんな内容です。この間もう一人の女性は何も話してはいませんでした。
→おばさんの言いたいことは、目の前の女性が離婚で悩んでいる。しかし、年齢が30代中頃、仕事も見つからないだろうし、一人では生活出来ないだろう。
(子供のことについては聞こえてきませんでした)
とりあえず嫌だろうが我慢して夫婦を継続しなさい。年金の問題もあるし。
ざっと、こんなとこでしょう。
さて、皆さんはこのアドバイスに共感出来ますか。
私は心の側面、人生の側面からいっても共感出来ませんでした。
嫌な人と一緒に暮らして幸せでしょうか。
では、ここで問題を整理してみましょう。
1. 事態
女性は夫との結婚生活には幸せを感じておらず、離婚を考えている。
2. 考えられる対応策
a. 離婚を思いとどまり、もう一度やり直せないか考える。当然夫と話し合う。
b. しばらく別居をし冷却期間をおく。じっくり考える。
c. 経済的な事情もあるので、別れずにそのまま暮らす。(おばさんのアドバイス)
d. 別れて実家に帰る。
e. 別れて自活をする。
さて、以上5通り考えましたが、皆さんは他に何かありますか。
a、bについては似ています。とりあえず早急に別れる判断をするのではなく、じっくり考えてやり直す道も模索することです。
もともと愛し合って結婚したのでしょうから、その当時を思い出しやり直すことも可能かもしれません。
cについては、確かに経済的な側面から考えたらもっとものようにも聞こえます。
おばさんの言う通り、別れて一人で自活をする収入を得るのは、結婚をして専業主婦をしていた女性にとっては難しいでしょう。
今は就職難の時代ですから、よほど自分を売るスキルがないと再就職は難しい。
それでは、パ−トでもいいからと言っても時給800円では、生活出来ないかもしれない。
dについては、帰れる実家があれば問題はないでしょう。
eについては、cと対称的です。しかし、本当に自活出来る収入をゲツト出来るかが問題です。
では、a〜eのうち、一番心が泣く選択はどれでしょうか。
私はcだと思います。
好きでもない人と嫌々一緒に暮らして何が楽しいのでしょうか。 当面の生活費のために心を押し殺して過ごしても幸せとは思えません。
この、おばさんは女性に心を殺して生活のために嫌な男と一緒に暮らせと言っています。
おばさん自身もそういう人生を送ったのかもしれません。それは、楽しかったのでしょうか。
生きるためには心を殺す、感情を抑圧することが必要な時もあります。
しかし、それが何年間も続いたらどうでしょう。
このおばさんがそういう人生を送っていて、若い女性にもそれを強いるならば、このおばさんは本当にこの女性の幸せを考えているのでしょうか。 そもそも、このおばさん自分自身幸せな結婚生活を送ったのでしょうか。
「私もそうしたのだから、あなたもそうしなさい」「人生とはそういうもの」
とでも思っているのかもしれません。いずれにせよ、自分の価値観を押し付けすぎているとしか私には思えませんでした。 それに、20年以上先の年金のことを考えても意味があるとは思えません。なぜなら、年金制度自体が崩壊しているかもしれないからです。
では、一緒に暮らすことを考え直すことは無理、そして、離婚をしました。 実家に帰ることは出来ません。
次に彼女を待っているものは何でしょうか。自活です。先に書きましたように、いかに仕事に就くかが問題となってきます。
結婚をして数年後いざ働こうとすると必ず問題となるのが、仕事に対するスキル不足です。
男性の場合はずっと外で働いているのですから、離婚をしても経済的不利は被りません。
働いているのでずっと一定のスキルを維持しています。
しかし、女性の場合は結婚をして退職をしてしまうと、その時点でそれまでの仕事スキルを失う可能性があります。
数年後の再就職が難しくなります。
では、再就職をいかにすればスム−ズにいくのでしょうか。
次回で考えたいと思います。
最後は私の好きなキルケゴ−ルの言葉。
「あなたは冒険をすることにより自分の足場をしばらく失うかもしれない。 しかし、冒険をしないと人生を失うかもしれない。」