生きるうえでの選択 何を優先すべきか それは自分です

私たちは人生において様々なことを意志決定して選択します。
例えば、会社選び、結婚、人間関係(誰と仲良くするか、頼みごとをどうするか)、物品購入等様々です。

では、私たちが選択において意思決定をする際、私たちは何を優先して選択するのが良いのでしょうか?

私は優先すべきは自分であると思います。
もちろん、この優先にも限度があり自分勝手な行動を選ぶことを勧めているわけではありません。

でも、何かを選択する際は自分が不利益を受けないこと、自分が無理をしないこと。これは大切だと思います。
では、具体例をあげます。

1 人間関係において 頼まれごとを断るということ

私たちが人から何かを頼まれることは多々あります。この時の選択肢としては頼みごとを受け入れることをOKするか、頼みごとを断る選択肢があります。
そして、この時自分が忙しくてどうしようもない時は、私なら断ります。

でも、断ることを選ばない人もおられます。この人たちは今でも手が一杯なのに頼まれごとを引き受けてしまい、それを果たすために奮闘して燃えつきて体調を悪くしたり、本当は断りたかったの引き受けてしまい頼んできた相手に怒りを向けたり、頼まれたことを果たせず自責感からうつ状態になったりと、あまり良い結果が出ません。

では、なぜ自分を優先せず引き受けてしまったのでしょうか。
それは相手を優先することを選んだからです。
でも、何のために?

理由は様々でしょう。

しかし、実際に断ったからといって何か変わりますか?
相手との関係性が変わるでしょうか?
通常の人間関係はお互い相手のことを考えていますので、あなたが頼みごとを断ったといっても、相手もあなたの事情を理解納得すれば2人の関係性がおかしくなることはないと思います。
それは、あなたが自分の頼みごとを断られたからといって、相手との関係性が変わらないのと同じことです。

しかし、もし相手があなたが断った時に、怒ったり、嫌味を言ってきたら、この関係性には注意が必要です。
それは、相手はあなたが自分の頼みごとを引き受けるのは当然と思い頼んできており、その期待が裏切られたから怒ったり、嫌味を言うからです。

期待に沿わないあなたに怒っているのです。
これはおかしなことです。
相手はあなたが自分の言うことをきくのは当然と思っており、あなたの意思を尊重していません。
あなたのことを便利屋とでも思っているのでしょう。
都合よく使われるのはやめましょう。

選択すべきポイントは自分の状況、気持ちを優先して意思決定することなのです。

2 仕事の意思決定

さて、上例では他者を優先して自分を軽んじる意思決定について書きました。
ここでは、他者に対する義理立ての優先より、自分を優先する意志決定に悩むパタ-ンについて2つ書きたいと思います。

a 親戚の紹介で就いた仕事を辞められない

勝代さんは2年前商社事務員として親戚の紹介で入社しました。
しかし、1年前より介護の仕事に興味を持ち、実際にヘルパ-の資格も取得しました。
そして、思い切って介護職へ転職したいのですが、親戚によくしてもらい今の会社へ入ったいきさつがあり、親戚に対する義理を感じています。
さあ、どうしましょう。

b 正社員を希望して就職活動をしているが入社後は1年しか勤められない

景子さんは1年後に夫の仕事の都合で地方に行きます。しかし、引越し費用やその他諸経費を稼ぎたく、今から正社員としての雇用を希望しています(正社員が一番給与がいいからです、また景子さんの能力からすると正社員としての採用は可能と思われます)。しかし、景子さんは仮に就職出来ても勤務期間は1年、採用を頂いても途中退職で企業の方に迷惑がかかることを考えると、自分が正社員として採用されていいか悩んでいるのです。
これも、採用してくれた企業に対する義理で悩んでいます。

私がこの2例のカウンセリングを受けたとしたら次のアドバイスをします。

「何を優先するか」です。

私は何かを選択して決定する際は、可能な限り自分を優先すべきと思っています。
もちろん、この記事を読まれた方には、親戚への義理、企業への義理を優先すべきと思われる方もいるでしょう。

しかし、そうすると勝代さんは自分が進みたい介護の道に進むことが出来ず、景子さんは正社員として勤めることが出来ず、引越し費用等が思ったより稼げなくなってしまいます。

「何を優先するか」。
その答えは・・・
「自分の人生」です。

私が勝代さんなら親戚に報告とお礼をして、親戚の了承を得て転職するでしょう。
また、景子さんの場合なら例え1年間の勤務でも、その1年の間に即戦力として自分の全能力を出し切り最大限活躍をして、その責任を果たすという考え方もあるかもしれません。

さらに、1年後の退職についてですが、今は終身雇用の時代ではなく、企業も企業の存続のため平気で解雇等大胆なことをする時代です。
企業も従業員もお互いに都合よく利用し合うという考え方もありかもしれません。

いかがでしょうか?

自分勝手すぎますか?

私たちの人生は一度きりです。
何かに遠慮をして欲しいものを手に入れることが出来ず、したいことが出来ず、後々後悔しないようにしましょう。