恋愛が続かない

カウンセリングをしていて、恋愛が続かないという相談をよく受けます。だいたい付き合って2〜3ヶ月で別れてしまうというものです。私は彼ら彼女達の話しを聞いて感じることは、何のために恋愛をしたいのか?また、本当に恋愛をしたいのか?本気なのか?こういったことを感じてしまうのです。

INDEX

  1. 恋愛の初期
  2. 恋愛を継続するためには
  3. 恋愛が出来ない人の恋愛とは

1.恋愛の初期

恋愛の始まり。これは相手に魅せられることから始まります。相手のどこに魅かれるからは人、各々違うことでしょう。声がいい、体格、性格、容姿など様々です。そして、恋愛は勝手に相手を理想化することから始まります。

そして、理想化した相手ですから、一人の時でも頭の中でデ−トが出来るのです。要は目の前に居ようが、居まいがどっちでもいいのです。頭の中におられるのですから。しかし、どっちでもいいとは言いながらも、現実問題としては会えないと淋しい。そして、会うと相手からの刺激により、また理想が膨らむ。こんなとこでしょうか。これが恋愛初期のエネルギ−であり、一種の興奮状態です。

2.恋愛を継続するためには

しかし、恋愛初期の状態は興奮状態であり、そんなに長くは続きません。3ヶ月から6ヶ月ぐらいではないでしょうか。興奮状態は冷めるものなのです。

では、恋愛を続けるためには何が必要でしょうか。私はまず第一に、自己開示だと思います。自分を相手に見せることです。行動、考え、過去、感情など、自分を相手にオ−プンにすること。これによって、お互いがお互いを理解し始めます。恋愛初期の熱いエネルギ−、興奮状態だけではなく、冷静に相手を見て受け入れる。そして相手を一人の人間として愛するようになる。ここが大切です。ですから、相手に自分を理解してもらうためには、自己開示、自分をオ−プンにすることが必要なのです。

恋愛初期の理想化した相手と付き合うのではなく、徐々にひとりの人として相手と付き合い出すのです。自分勝手な恋愛から、人間関係形成へと移っていくのです。

そして、一人の人間として相手の好きなところ、嫌なところも受け入れ、更に恋愛を続けるためには、今度は人間関係の維持の観点から、人間関係を継続する努力が必要だと思います。適切な自己表現、自分の思い込みの確認、コミュニケ−シュョン力アップなどです。もちろん、これらのことは恋愛に限らず、どんな人間関係にも必要なことなのですが、恋愛となると、どうしても、そこに理想化した相手への勝手な思いから、勝手な期待などが入り込み、一種の甘えを作ってしまいます。いわゆる「言わなくても分かるだろう」です。いいえ、伝えなければなにも分かりません。

ですから、恋愛における人間関係の継続は、他の人間関係を継続するよりも、努力が必要なのです。

3.恋愛が出来ない人との恋愛とは

さて、恋愛の進展について振り返ってみますと。

  1. 相手の魅力に魅かれる。相手を勝手に理想化して付き合い出す。
  2. 自己開示をする。お互いに自分をオ−プンにする。実物大の人間として好きになる。
  3. 恋愛という人間関係の継続の互いの努力。

そして、恋愛が続かないという人の共通パタ−ンは a 相手の魅力に魅かれる。相手を勝手に理想化して付き合い出して、自己開示をしないまま終わっているパタ−ンが多いように思います。

相手を勝手に理想化して、一種の興奮状態の恋愛を楽しむ。言い換えると、自分勝手な恋愛で終わってしまうのです。

多くの方は言います。「自分を見せられない」「見せたら嫌われる」など。これは、自己開示することの恐れです。この恐れは自分に自信のないところから来ています。そして、この恐れがあるため、相手が自己開示をしてきても受け入れることが出来ません。なぜなら、相手を受け入れるということは、自分も自己開示をしなければならないからです。

したがって恋愛が続かない人は、恋愛初期の興奮状態、デ−トの雰囲気を楽しむだけの付き合いしか出来ず、それより先に、自分を見せたら振られる恐れから、自分を見せることもなく、相手を理解することもなく「邪魔くさい」「何か冷めた」とか、適当な理由を付けて自分からその恋愛に幕を引くわけです。

本当に恋愛を続けたかったら、自分を知ることです。理解することです。受け入れることです。これが一番大切です。