シンクロニシティとカウンセリング

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シンクロニシティを引き起こすために

人生に実りをもたらすシンクロニシティ。
そのシンクロニシティを体験するには、どのようにすればいいのでしょうか?

実は私は、シンクロニシティは必要に応じて、人を導くために必然に生じている現象と考えていますが、より積極的に引き起こすことも出来ると思っています。

引き寄せの法則と言いますね。私はこの法則についての本は読んだことはないのですが、私なりにシンクロニシティの導きを得るため、シンクロニシティを引き起こすために大切と思うことを書きます。

1 目的意識を持つ

生きることにおいて目的意識を持つということです。
自分はどこに向かおうとしているのか、なぜそのことを成そうとしているのか。
目的意識を持たないと、本気度も発揮されず、目標達成のための実行も伴わないでしょう。

そしてこの目的意識については、生まれてきた目的を目標や夢に掲げることが出来るのであれば、さらによいと思います。

2 動くこと

シンクロニシティは動いてはじめて経験するものです。
考え続けても、調べ続けていても、待っていても何も起りません。
動いてはじめて、自分の人生を開く何かと出合えるのです。
人との出会いも、動かずしてはありません。

3 人格を高める

人間性を高めると言ってもいいでしょう。
どのように人間性を高めるかは、人それぞれです。
良識、思いやり、感謝等の観点から、望ましい人間像を描きましょう。

基本的に人生において出会う人は、自分に見合った人達です。
自分の人間性に応じた、レベルの人としか出会えません。
恋愛においても自分磨きをしましょうと、よく言われていますよね。
また、レベルの違う人と出会ったとしても、その関係性を意持することは難しいでしょう。

4 出会いの大切さ 直感で人を感じること

出会うべき時に 出会うべき人に 出会うこと。
誰と出会うかで人生は決まる。

これらの格言があるように、人との出会いが人生を大きく開花させます。
そのためには、「この人」と感じる直感を持つ必要があるでしょう。

でも、その直感をどのように培えばいいのか?
私には分かりません。

でも、ひとつ言えるとすれば、自分の欲ばかり考えないことです。
欲を考えると、欲に支配され、本当に大切な何かを見ることが出来なくなってしまいます。

5 自己開示

自分はこうしたい。
このことを信頼出来る人(直感でこの人と思った人)には話すことです。
黙っていては自分が何者であるか、誰も理解してくれません。
理解してくれないということは、親しくなれず、信頼関係も築けません。
でも、自己開示をして信頼関係を築けた人からは、サポートやチャンスを得られることも多々あります。

自分のことを話す勇気を持ちましょう。
心を開きましょう。

6 努力と継続

自分の進む道が決まったら、その目的達成のため、日々努力をすることです。
努力を継続することです。
あきらめないことです。
必ずチャンスが訪れると信じることです。
信じて、努力し続けるのです。

また、人は努力している人を応援したくなるものです。

7 流れに身を任せること

人生の目標や夢の実現に対して、今、シンクロニシティが起っているならば、また何回も連続してシンクロニシティを経験しているのであれば、流れが来ているということです。
こういう時は流れに身を任せ、あまり欲をかかずに、成すべきことを成していきましょう。
また、必要に応じて、さらに動いても良い時期だと思います。

シンクロニシティは連鎖して起る現象です。(但し、数カ月単位の場合も多々あります)。
動くことによって、次のシンクロニシティを引き起こせます。

8 想いが現実を創る

未来は自らの想いが創るとも言われています。
人生の目標、夢について、出来れば具体的な達成のイメージ(想い)を持ち、振る舞うことは、イメージの現実化促進の効果があると思います。

9 ネガティブな気持ちを捨てること

ネガティブな気持ちは夢の達成の妨げとなる可能性があります。
出来るだけ何に対しても、ネガティブな気持ちは持たないようにしましょう。
私もマイナス思考、気にし過ぎるところがあるので気をつけています。

また私が実行していることとして、人の悪口、批判は口に出さないようにしています。
思ってしまうことは仕方がないとしても、行動はコントロール出来ます。

10 自分を信じること

すべてを決するのは自分自身です。

啓示と導き

さて、私が思うシンクロニシティについていろいろと書いてきました。

シンクロニシティで重要なことは、人生の目標や夢を叶えるために起る現象であるということです

これは言葉を変えると、人生のある「テーマ」について、シンクロニシティが起ると言えます。
シンクロニシティはテーマ性を持って、私たちの前に現れるということなのです。
したがってシンクロニシティは、進む未来に対する啓示と言ってもいいでしょう。

そして、私の感覚ではありますが、シンクロニシティが次から次に起ると、自分はその道に進んでいいのだという、安心感を抱き、確信すら持てます。

また、シンクロニシティを経験すると、そこには神、宇宙、見えない大きな力が、介在しているようにも感じるのです。

いずれにせよ、進む道に対してシンクロニシティが起るということは、その人生の目標や夢、その想いの実現に対して、大きな存在の力に導かれているということなのです。

ユング シンクロニシティとカウンセリング

カウンセリングにおいてクライエントのお話を伺っていますと、私が言おうとしたその言葉を、クライエントが先に発することが多々あります。

これはカウンセラーとクライエントがつながっている、テレパシーのような現象かもしれません。(テレパシーもシンクロニシティの一種です)。

さて、私の話はここまでにして、シンクロニシティの言葉の提唱者、ユングのカウンセリング(治療現場)における例を紹介します。

ユングのクライエントの女性は、人生に対して彼女が極めて合理主義的な態度をくずさない為に(超現実的)、あらゆる形の治療が、ひどく困難になっていました。

あるとき彼女は、黄金のスカラベ(コガネムシ・甲虫)が出てくる夢のことを、ユングに語りました。

ユングは、その種の甲虫が、古代エジプト人にとっては「再生」のシンボルとしておおきな意味を持つことを知っていました。

彼女が夢を語ったあと、ユングは彼の背後にある窓が、カタカタと鳴るのを聞きました。
カーテンを開け、窓を開くと、飛び込んで来たのは緑がかった黄金の甲虫、学名をケトニア・アウレアテというハナムグリでした。(ハナムグリは甲虫です)。

ユングは彼女に、飛び込んで来た彼女のスカラベを見せました。

この時から、彼女の過剰に合理主義な砦はやぶられ、治療のセッション(カウンセリング)はずっと実りの多いものとなったのでした。

シンクロニニシティ  F・デヴィド・ピート著 サンマーク文庫より

いかかでしょうか。

ユングのクライエントが夢に出てきたスカラベ(甲虫)の話しをしていたちょうどその時、ハナムグリ(甲虫)が飛んで来た。
これを見たクライエントは、その神秘的に不思議な現象に感銘を受け、合理主義的な態度を崩し、ユングの治療に心を開いたのでしょう。
そして彼女の心は再生されたのでした。

このように、シンクロニシティはこの世界の様々なものを通して、私たちに何らかのメッセージを伝えているのです。

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