日常の役割と責任を果たし合うだけの夫婦関係

思いやりの欠ける夫婦(恋愛)。
この言葉より、どのような状態の夫婦をイメージされますか?

私のイメージは、コミュニケーションがない、お互いの立場を理解していない。または、理解する気がない、お互いがお互いを尊重していない。

そして、この状態が長く続くと、コミュニケーションすること、理解するする努力も、無駄に思えてきて、
「どうでもいいかぁ~~」となってしまう。

「どうでもいいかぁ~~」とお互いが思いますと、お互いの気持ちはますます、離れていき。
お互いを認め合う、尊重し合う、感謝することが出来なくなってしまいます。

互いに認め合えない夫婦は役割を果たし合うだけの関係性の夫婦へ

しかし、関係性を改善する気もなく、離婚する気もなく、したがって、夫婦関係は、日常の役割を果たし合うだけの関係性となっていきます。

そして、夫婦関係においては、各々が役割を果たすこと、責任を果たし、関係性を維持することのみに専念します。
お互いが日常の責任を果たすことによってのみ、夫婦関係を維持するのです。
お互いが日常の役割を果たすのみの夫婦関係

でも、責任を果たしても、何の感謝もありません。
お互いが、責任を果たす間柄の関係に過ぎないのです。
責任を果たすことが当然なのです。

この状態が続くと、相手が少しでも、責任を果たすことを、うっかり忘れてしまうと、怒りに満ちた暴言が飛んできます。

例えば、夫がゴミ出しの責任を果たす役割を忘れて、外出したとたん、
妻が後から追って来て、大声で、「お前、何やっとんじゃ、しっかりせぇ、ぼけ」とか
こんな程度で終わって良かったと、夫は内心思っているかもしれません。

お互いが役割と責任を果たすだけの夫婦関係は、双方、不満でいっぱいです。
それは、お互いが認め合うこともなく、尊重し合わない関係ですから、当然だと思います。

だから、ちょっとした相手のミスが、今までの不満と怒りとともに、爆発するのです。
気持ちが分かる、分からないは、もうどうでもいい。
とりあえず、やるべきことはやれ。
出来ない場合は、責め倒す。

普段からの円滑なコミュニケーション、理解し合う姿勢があれば、こんなことにはならないのに。

人間関係コミュニケーションが大切です。
そして、相手を認めること。
同時に、相手にも認めてもらうことです。

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