医療・経済・心の崩壊

猛威を振るう、新型コロナウイルスに関連して、心理カウンセラーとして、また、一個人として、私見等を書かせて頂きます。

1 医療崩壊
2 経済崩壊
3 心の崩壊
4 収束後の世界情勢に対する不安について

医療崩壊

医療崩壊については、連日テレビで放映されていますので、私が書くまでもありません。
しかし。医療崩壊とは新型コロナウイルスに関する病院のことだけではないと、先日実感しました。

実はここ数日、意の痛みを少し感じており、毎年この時期、胃カメラ検査をしている私としては、胃カメラを希望して開業医に依頼の電話をしたのですが、この時期は感染不安もあり、よほどの症状がない限り、出来ませんと断られました。
結局、CTスキャンで対応、大丈夫でしょうとなったのですが・・・。

私はこの現実を受けて考えました。
確かに、医療崩壊の危機は新型コロナウイルスの猛威の中、進行している。
そして、新型コロナウイルスに対応する病院等において、医療崩壊が叫ばれている。

しかし、社会実情をよくよく見ますと。
例えば、人間ドックの健康診断も、大阪市では、ほぼ行われていません。
集団クラスターの発生を予期してのことでしょうが。

私はこの事実も、医療崩壊と判断して良いと考えます。
なぜなら、健康診断の目的は疾患の早期発見、早期治療であるからです。
平時であれば、人間ドックで細部に渡る健康診断を受け、早期発見出来る機会が失われているのですから、そのため、重症化してから発見ともなれば、命に関わります。

これも、医療崩壊の1つです。
助けられる命を、助けられないかもしれないのですから。

また先日、大阪市内の区役所へ所要にて訪れたのですが、隣接されている、保健福祉センターにおいては、新型コロナウイルスの感染拡大防止の為、HIV検査は中止中と、告知されておられました。
HIV検査も、HIV感染不安があれば早期に受けるべきものなのですが、これも受けられない。
ここにも、医療崩壊を見ました。

新型コロナウイルスの医療崩壊とは、医療界全体に言えることなのでしょう。

経済崩壊

私は経済には疎い者です。
難しい用語は分かりません。

しかし、経済崩壊を個々人の経済崩壊と捉えると、そのこと実感します。

企業における倒産、解雇。
自営業においては、飲食業等、散々な状態です。
私が住んでいる、大阪市には天神橋筋商店街、大阪の誇る、日本一長い商店街が存在します。

様々な飲食店が並んでいるのですが、やはり、店内に入って食事をしている人は少なく、おそらく、店内におけるエアロゾル感染の不安を危惧されてのことでしょう。

したがって、飲食店の方々は、テイクアウトを中心に、売り方に工夫を凝らしておられますが、その中には、開店オープンしたばかりの店もあります。

飲食業の方が店を開店させる為には、相当な融資(借金)を受けていることでしょう。
さぁ、これから儲けようという時に、いきなり自粛、エアゾル感染等により、来客が見込めないとなると、店主の個人的経済損失、および、心、精神的ダメージも相当なものでしょう。

同じく、職を失った方も強い不安、ストレスを日々、感じられておられることと思います。

心の崩壊

個々人の経済状況、収入減によって、当然のこと、これからの不安、恐怖に追い詰められ、常にその事で悩む日々が続きますと、心が病み、うつ病等に罹患される方も多くなるのではないでしょうか。

また、日々の通勤。
通勤電車に乗ることじたい、感染不安が生じるでしょう。
その不安を抱えながら、日々過ごされますと、やはり、不安感の蓄積より、体調、心の調子が悪くなることは、当然予想されます。

では、本当に在宅ワークが良いのか?

在宅ワークは家で在宅勤務となるのですが、常に家族と一緒にいるストレスが生じるかもしれません。
実際に、在宅勤務、自粛による家にこもらざるを得ない閉塞感とストレスより、家庭内暴力、離婚、子供のネット依存、大人はアルコール?
とにかく気が紛れない状態が続く中、やはり、体調、心にも大きく影響を及ぼします。

本来人間とは、外に出て活動する時間も大切であり、脳内の健全化のためには太陽の光を浴びることも大切、さらに、家庭以外のコミュニティにてのコミュニケーション、遊ぶことも、心のバランスを保つ為には重要なことなのです。

不要不急以外は、家にいなさいと行政から指示が出ています。
感染拡大を一旦封じるには、それ以外、方法がないことも分かりますが。
これは、一旦の効果、抜本的な解決策ではありません。

ちょっとした散歩だけでは、ストレス発散には物足らない側面もあり、やはり日々のストレスが蓄積され、今ままでは気にもならなかったことに、苛立つ、キレる脳感覚に変わってしまう方もおられると思います。
これらが問題行為を引き起こしてしまうのです。

一体いつまで、この状態が続くのか?

世界中の方が同じ思いをされているので、文句、愚痴は言えませんが。

収束後の世界情勢に対する不安について

いずれ新型コロナウイルスは医療科学進化の前に、減滅すると思います。
その時、世界は失われ、損失を受けた経済の回復、そして、各自の心の回復へと向かうでしょう。

さて、この時点、数年後(ニュース等では2年後、経済回復予想)の未来です。
(すでにグローバルな視点からの経済云々は識者が論じておられており、さらに、経済のことは私は分かりません。しかし、心理カウンセラーとして書かせて頂きたい懸念があります)。

私たちは事態が収束した時、必ず、過去を検証します。
この時、新型コロナウイルスが発生し、それを、まき散らしたのは、どこの誰なのか、戦犯探しが行われるかもしれません。

答えは、素人との私でも分かっています。
武漢、中国です。
彼らが、春節において、世界中にウイルスをばらまいた。

この事実を踏まえ、将来、事態が収束に向かい、落ち着きはじめた時、私たちは、中国人に対して、憎しみ、憎悪の感情を抱かないでしょうか。

特に先進国はどうでしょうか。
トランプ大統領は、すでに中国敵視論を打ち出し、自己の政策の正当化を図りはじめています。

中国とは、経済力、軍事力において、数年後、アメリカを抜くとも言われています。
さらに、私たち自称民主主義と共産主義が、歴史上、平和的に共存した時代はないのです。
この新型コロナウイルスをばらまいた中国に対して、私たちはどのような思い、感情に満ち、彼らを見ることでしょうか?

現在、人類滅亡の危機を表示する、「世界終末時計」は、その時までを100秒と示しています。
2020年1月23日 時点。

これは、戦争、気候変動、様々な要因より、人類が100秒後に全滅する可能性があることを示唆しています。

数年後、「世界終末時計」は、その秒数を何秒早めることでしょうか?

私は人類愛が云々、主張するタイプではありません。

自己の現実認識、良識を重んじ、これから、いかに在るか、それを考えるタイプです。

将来、中国への憎しみ、差別、敵視より、経済よりの締め出し、最悪のシナリオ、戦争だけは避けなければなりません。

良識を重んじ、子孫が安全に暮らせる、地球を守りましょう。