職場・周囲に常に気を配り何事も積極的に行う大切さ

私は37歳で退職、その後38歳の6月まで失業給付を受給していました。

そして失業給付の受給が終わったあとは、惣菜屋でアルバイトをしていたのです。

仕事の内容は、天ぷらを作るため、天ぷら粉をといて、具財に絡ませ、揚げていきます。
同時にコロッケ等の揚げ物も揚げていました。

この仕事は2003年7月から2004年3月まで続けていました。

私がこの仕事を通して学んだ大切なことがあります。

Index
1.周囲に配慮してゴミ捨てを積極的に行う大切さ
2.職場においては周囲に常に気を配り何事も積極的に行うこと
3.常に周囲へ気を配り動くことは事に仕えることであり人格を上げる

1.周囲に配慮してゴミ捨てを積極的に行う大切さ

それは「ごみ捨ては積極的に行うこと」です。

私が勤務していた惣菜屋はス-パ-の中に2つのコ-ナ-を持っていました。
私が働いていた揚げ物部門と、その他惣菜を作る部門です。
各々の部門は少し離れていました。

私も当初はごみを捨てる意識はなかったのですが、社員の方からごみを捨ててくださいと依頼があり、ごみに意識を向けるようになりました。

最初は自分のコ-ナ-のごみのみを捨てるために集積所に持って行っていたのですが、ごみを捨てに行く際、もう1つの惣菜コ-ナ-の近くも通るので、惣菜コ-ナ-に寄って、惣菜コ-ナ-のごみも一緒に捨てに行くことにしたのです。

さて、この行動により何が起こったでしょうか。

それは他の従業員の私を見る目が変わったということです。
評価が高まるのです。

私は自分の仕事は自分の仕事として、責任を持って自分の仕事は一生懸命するタイプです。

そして、それに加えて、周囲(職場環境)にも気配りの出来る人という、評価を得ることが出来たのです。

どうでしょうか。

自分個人に任された仕事だけする人と、自分個人ニ任された仕事は当然に遂行して、かつ周囲にも気配りが出来る人と、どちらを評価しますか。

会社員の時は長いこと中間管理職でいましたので、いかに組織を動かすか、効率化、ミス防止、部下育成ということをメインとして仕事をしていましたので、ごみ捨て等職場環境にも気配りを怠らずという姿勢はあまり意識していなかったように思います。

惣菜屋のアルバイトの経験、「ごみ捨ては積極的に行うこと」から周囲(環境)への気配り配慮を学ぶことが出来たのです。

そして、この姿勢は「常に周囲へ気を配り、自分に出来ることは何事も積極的にすること」という取り組み姿勢へと私のなかで根をおろしています。

そしてこの周囲とは、人以上に、職場そのものです。
私の現在の月~金の仕事は就職支援の仕事です。

2.職場においては周囲に常に気を配り何事も積極的に行うこと

就職支援カウンセラ-という仕事柄、相談者の方とマン・ツ-・マンでの時間を費やすことが多く、あまり直接周囲の方云々はありません。

したがって職場全体に対して、いかに気配りをするかが大切なのです。

そこには、コピ-用紙が減ってきたらどうする。
ポットのお湯の量は。
職業訓練等の案内のチラシが減ってきたら等、様々なことに気をつけます。

(職場、職場環境に気を配るということは、同時に周囲の人に気を配るのと同じことです。それは環境をフォロ-することにより、直接的に他者の業務をフォロ-しているのですから)。

また大切なことは、気を配り気づいたら、自らがそれに率先して対応・実行することです。

気がついて見て見ぬ振りをしているのでは意味がありません。

率先して範を示すのです。

3.常に周囲へ気を配り動くことは事に仕えることであり人格を上げる

「常に周囲へ気を配り、自分に出来ることは何事も積極的にすること」。

そしてこれは、私たちの波動を上げることが出来る行いの1つでもあります。

それは職場に気を使う=職場に仕えることでもあるからです。

(波動を上げる手段として気を配らなければいけないと書いているのではありません。結果としてそうなるということです)。

しかし、「常に周囲へ気を配り、自分に出来ることは何事も積極的にすること」を励行すると、次の思いが沸いてくることがあるかもしれません。

「自分はこれだけしているのに、何もしない人は本当に何もしない」と。
他者に対する不満です。

何もしない人とはどのような人なのでしょうか。
おそらくは気はついているけど見て見ぬ振りをしてるのか、もしくは気がついていない人だと思います。

他者に対する不満が沸いてきた時に大切なこと。
それは人は人、自分は自分ということです。
何もしない人は放っておくのです。

「常に周囲へ気を配り、自分に出来ることは何事も積極的にすること」である人なのか、「見て見ぬ振りをする人」なのか、決定権は自分にあります。

自分がいかなる存在で在り続けるのか。
これが大切なのです。

自分が選択したことを、責任を持ってまっとうするのです。
自分に専念して、自分を極めてください。