ホーム »

カウンセリングについて

私がカウンセリングで目指すことは、「理想の自分を叶える」と「生きる力の回復」です。

では、私はカウンセリングにおいて、どのようにご相談者様と向き合うのでしょうか。
私なりのカウンセリングについて思うこと、また、カウンセリングの進め方等について書きたいと思います。

話しを聴くこと(受容、共感)

カウンセリングの基本です。
ご相談者様のお話しを感情を大切に伺います。
なぜ、話しを聴くことがカウンセリングの基本であるか書きますと、人は何かに悩んでカウンセリングに来られます。
そして、悩んでいる結果、様々な感情(不安、怖い、悲しい・・・)を抱かれているのです。
この感情が私たちを苦しめる原因のひとつです。
ですから、その感情に寄り添う、受けとめることはご相談者様の気持ちの安心と安定につながり、よりご相談者様の話しやすい雰囲気をつくることにもつながるのです。

カウンセラーでない方は、話しを十分に聴かず、感情を受取る前にすぐアドバイスをしたがる傾向があります。
そのアドバイスが妥当なものだとしても、悩んでいる方にとっては、まずは話しを聴いてもらうこと、感情を受けとめてもらうことが大切なのです。
これをカウンセリングにおける受容、共感と言います。
話しを聴いてもらい、感情を受けとめてもらい、始めて次の段階に進むことが出来るのです。

質問

カウンセリングにおいて感情、受容、共感を大切にお話しを伺った後、ご相談者様のお話しの内容について質問をさせて頂くこともあります。
質問はカウンセリングにおいて大変重要であると私は思っています
なぜなら、質問を受けるということは、考えることにつながるからです。

悩まれている方はその悩みゆえに視野、物の考え方が狭くなっている場合があります。
カウセラーの質問は、一呼吸置くのに役立つ時もあります。
また、質問の効果として、今まで考えてもいなかった視点から物事が見れて、思考の変更、問題の解決の促進につながります。

また、カウンセリングおける質問の効果は、潜在意識のみでなく、無意識の世界へアプローチが可能な場合もあります。
記憶が蘇ることもあるのです。
「そう言えば〜のこともあった」等。

そして、カウンセリングにおける質問の効果としては、肯定的資質の探求にもつながります。
悩んでいる時、私たちはマイナスの方へ目が向きがちです。
そして、プラスの体験、出来たこと、築いてきたことを忘れがちです。
もし、質問により自身を振り返ることにより、プラスの体験等思い出し、肯定的資質を再び獲得出来れば、悩みに対して向かい合う勇気も湧いてくるのではないでしょうか。

生き辛さの原因を探る

カウンセリングにおいて「感情を大切に話しを聴く(受容 共感)」ことと、「質問」は多くのカウンセラーがカウンセリングを通して実施していることと思います。
さて、「生き辛さの原因を探る」ことについて考えてみましょう。
生き辛さの原因を探ることは、カウンセリングにおいて大変重要です。
なぜなら、その原因を探し見つけることによって、今まで抱えていた問題が自分のみの問題ではなく、生育歴の問題である、親子関係の問題である等と、悩みの本質を知ることが出来るからです。
悩みの原因・本質を知ることは、それだけでも自身の負担が軽くなることもあり、癒しにも通じます。

ポイントはどこまでカウンセラーが原因探求を行うかです。

日本のカウンセリングでは、カウンセラーは話しを伺いますが、自分の意見を言わない傾向があります。
これは、カウンセラーがカウンセリングにおいて意見を言ってしまうと、ご相談者様が本来自分で考えて導く答えを先取りしてしまい、ご相談者様の考える力を値引いてしまうことに配慮されているからです。
しかし、ご相談者様の抱える問題によっては、なぜ自分がこんなにも生き辛さを抱えているのか、その原因を知りたいと思っても、どれだけ考えても分からないことが多々あるのも事実です。

ここでカウンセラーが話しを聴くことに徹していますと、原因を知りたいという気持ちを持ったご相談者様の要望に沿わないことになるのです。

さて、ここで問題・議論が発生するでしょう。
カウンセラーがご相談者様の要望に沿う必要があるのか?

私はカウンセラーは出来る範囲内で、ご相談者様の要望に沿う必要があると思っています。
それは、カウンセリング料を頂いているのですから、ご相談者様の疑問に応えるのは、カウンセラーの責任ではないでしょうか。
(但し、出来ないことは出来ない、分からないことは分からないと申し上げます)。
また、心の問題、生き辛さの原因について、それを探り特定することと、お伝えすることは、今後のご相談者様の生き方にも影響がありますので、カウンセリングにおけるカウンセラーの重要な仕事であると私は思っています。

そして、生き辛さの原因について、その根本的原因を問われた場合、私は「私としてはこのように思いますが、どう思いますか」と。
断定することはなく、選択権はご相談者様に委ねてお伝えするように心がけています。

提案

カウンセリングにおける提案とは主に2つです。
「考え方について」「行動について」。
どうしても、人は自分の生きてきた人生のなかで学んだ考え方、行動を柱として振る舞ってしまいます。
それに対してカウンセラーは、別の角度から、よりよく生きるための「考え方について」「行動について」の提案を行います。
もちろん、カウンセリングにおいてカウンセラーの提案を受取るかどうかは、ご相談者様の選択の自由です。

体感へ向けて(現実社会での適応)

体感とはカウンセリングを通して問題の整理が出来たご相談者様が、実生活において、新たな自分を打ち出すこと、チャレンジすることによって得られるものです。

例えばある特定の人を苦手としている場合、あえてその苦手な人と自分から話しをしてみます。すると、相手も笑顔で応対をしてくれ、苦手意識は自分が勝手に持っていたものだと体感する等。

これは現実の人との交流を通してしか得られないものです。
そして、現実社会において体感を得て、体得することが自己成長であると私は思います。
体感へ向けてとは、行動の促進を意味するのです。

いかに、今後行動するか、振る舞うか、ご相談者様と考え、また、実社会での行動後の感想をカウンセリングを通して伺い、さらなる自己成長、自己変容を共に目指していきたいと思います。

さて、カウンセリングについていろいろと書いてきましたが、すべて、手順通り行うわけではありません。
ご相談者様によっては、話しを聴いて欲しいことだけを希望される方もおられます。
都度、いかにカウンセリングを進めるかもご相談者と相談のうえ実施していきたいと思っております。