アダルトチルドレン回復へ10のステップ

アダルトチルドレン回復のスフップを、私なりに考えてまとめてみました。

10のステップ

1 今の生き辛さに気づくこと
アダルトチルドレンの問題からの回復のためには、今どのような生き辛さを抱えているかに気づくことが第一歩です。
これは周囲との人間関係、自分自身の問題等様々です。
2 過去の辛さを振り返ること
過去の親子関係、家庭環境の辛さを振り返ります。どのような家庭でどのような辛さや悲しみ、怒りを感じてきたのでしょうか。
また、成育歴において学校等における先生や友達との間に生じた辛さについても振り返ります。
3 過去の辛さと今の生き辛さの関係を考えること
親子関係、家庭環境、学校生活等から経験した辛さと、今抱えている生き辛さの共通点はありませんか?
おそらく複数あるのではないでしょうか。
過去の生き辛さは、今とこれからに影響を及ぼします。
4 過去の辛さより、硬直した思考と固定した行動パターンをみつける
子供時私たちは親等にほめられることを望み、拒否されることに悲しみを抱きます。
そのため、強制「~~こうしなければいけない」と禁止「~~こうしてはいけない」等、硬直した思考・思い込みを持ってしまいます。例えば「親にほめられるためにすべてを完璧にしなければならない」「親に怒られないために頼みごとは断ってはいけない」等です。
そして、この硬直的な思考・思い込みのもと、私たちはその通りに振る舞い続けます。
これが固定した行動パターンなのです。
そして、この2つがアダルトチルドレンの生き辛さの大きな原因となります。すなわち親にほめてもらうため、怒られないために培った硬直した思考・思い込みは、私たちが成長するにつれ、社会や周囲の人にほめられるため、怒られないためにと、その対象が変わっていくのです。硬直した思考・思い込みを持ち、それにもとづく固定した行動パターンを今も果たし続ける限り、自己を失い、本当の自分を見失ってしまうのです。

5 本当はどうしたかったのか インナーチャイルドとの会話
過去(子供時等)を振り返りましょう
本当はどうしたかったのですか?
何をしたかったのですか?
何を我慢しましたか?
何を失いましたか?
そしてあなたのなかの子供、インナーチャイルドを癒してあげましょう。

6 親への執着を手放す
私たちの生き辛さの原因である機能不全家族、特に親の問題。
あなたは親に対する怒りで満ちているかもしれません。
それとは逆に今でも親にほめてもらいたい、認めてもらいたい気持ちで一杯かもしれません。
親に対する思いは複雑です。でも、私たちは親を変えることは出来ません。
しかし、私たちの親に対する思いを変えることは出来ます。親は本当に私たちに生き辛さを抱かそうと過酷な態度をとったのでしょうか。
もしかしたら、親もそのまた親のため過酷な子供時代を経験しているのかもしれません。
そうすると親もまた生き辛さを抱えたアダルトチルドレンなのです。
親を理解して、親への執着を手放しましょう。
執着は苦しみしかもたらさないのですから。
7 新しい自分に優しい思いを創りましょう
子供時に培った硬直した思考、思い込みは親等にほめられるため、拒否されないためのものでした。
しかし、今それを持ち続ける必要はありません。
あなたは成長して環境も変わっているはずです。
子供時を振り返って本当はどうしたかったのか、それを果たすことが出来る自分に優しい考え方を創りましょう。
強制や禁止、そして我慢も必要ないのです。
8 新しい理想の行動を描くこと イメージ促進
新しく創った自分に優しい思いや考え方を、家庭や社会において行動・実行しているイメージを創りましょう。
私たちはイメージ出来ないものを実現することは出来ません。
イメージの力は強力なのです。但し、イメージ化が難しい時は事前に行動スキルの獲得、練習が必要かもしれません。
9 新しい理想の行動の実行 体感
イメージが出来たら新しい思いや・考え方、それにもとづく新しい行動を実現しましょう。
すなわち固定した行動パターンを脱ぎ捨て、望む新しい行動を実行して何が起こるのか体感するのです。
不安は頭のなかに存在しています。
現実は違うのです
10 人生の肯定的意味の創造 生き辛さを力に
あなたが経験した生き辛さを振り返ってみましょう。
その辛い経験からあなたは何を学びましか?
何を得ましたか?
人生に起こることは必然です。
必ず学んだこと、得たことはあります。
そしてその学んだこと、得たことを今後の人生に、プラスのパワーとして発揮するのです。
それが私たちアダルトチルドレンの誇りなのです。



いかがでしょうか。
これが私の考える回復への10のステップです。
このすべてを短期間で実行しようとは思わないでください。
また、事情によってはこれ以外のプロセスも必要となる場合があります。

そしてすべてを実行する必要はないかもしれません。
例えば過去の記憶が欠落している場合は、新しい自分に優しい思いを創ることからスタートしてもよいかもしれません。
親に対する怒りで満ち溢れている場合は、親への執着を手放すステップを今する必要はないかもしれません。

簡単ではありますが、私なりのステップをご紹介いたしました。