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コミュニケーション障害?「コミュ障」はあなたの個性かもしれない

「コミュ障」と決めつけない大切さ:それは唯一無二の個性です

「もしかして、自分はコミュニケーション障害(コミュ障)なのかな?」そう悩んだことはありませんか?

大勢の中にいると上手く会話に入れなかったり、つい的外れなことを言ってしまったり、発言をためらってしまったり…。

他者の視線や評価が気になりすぎて、自分の意見が言えないことで、「自分は浮いた存在なのでは」と感じてしまう方もいるかもしれません。

しかし、こういった悩みは、決して「障害」などではなく、その人の個性や性格の一面である可能性が高いのです。
もしかしたら、最近話題のHSP:非常に感受性の高い人である可能性も考えられますし、現代社会に潜む「同調圧力」の影響を受けているだけかもしれません。

Index
1.私も「コミュ障」?:大切なのは自分らしさ
2.コミュニケーションにおいて私が大切にしていること
3.「コミュ障」というラベルを貼らないで

1.私も「コミュ障」?:大切なのは自分らしさ

もし、大勢の中で黙っている、おとなしい、あまり話さないことを「コミュニケーション障害(コミュ障)」と呼ぶのなら、私自身もまさに「コミュ障」に当てはまってしまうでしょう。

私は心理カウンセリングにおいて、ご相談者様とじっくり話を深めるのが好きです。
抱えている悩みや現状の問題を丁寧に紐解き、その根本原因を探っていく。
このような、人の内面世界を探求する深く濃密な会話こそ、私が最も大切にしているコミュニケーションです。

一方で、初対面の人ばかりの大勢の場で、次々と話題が変わり、常に面白く盛り上げることが求められるような場では、基本的に黙っています。
正直なところ、あまり興味が湧かず、「どうでもいい会話だな」と感じてしまうこともあります。
そのため、周りから見れば「浮いた存在」に見えるかもしれません。

しかし、私はそれを全く気にしていません。私には私なりの世界観があり、それを何よりも大切にしたいのです。自分に無理を強いることはしたくありません。

無理をしてまで、大勢で盛り上がっている人たちに合わせ、疲弊するまで付き合うことに、どれほどの価値があるでしょうか。
それよりも、自分自身を大切にしたいという気持ちが勝ります。
もちろん、会話が弾み、笑いの絶えない場を軽蔑しているわけではありません。
ただ、私には理解しにくい場であり、私とは異なる感性を持つ方々が楽しんでいるのだ、という認識でいるだけです。

2.コミュニケーションにおいて私が大切にしていること

他者とのコミュニケーションにおいて、私が大切にしているのは以下の点です。

a)社会性

どの年代の方と話すかにもよりますが、敬語や丁寧語を使うなど、ある程度の社会性は必要だと考えています。
初対面から馴れ馴れしく話すことは避けるべきでしょう。
社会性は、その人の人間性から自然と派生してくるものだと感じています。

b)相手を敬う(形式だけでもで十分)

親しい友人ならそこまで気を遣う必要はないかもしれませんが、基本的には相手を敬う姿勢が大切です。ただし、形式的であっても構いません
相手を見下すような態度や、幼稚な言葉遣いは避けるように心がけましょう。

c)想像力

相手が嫌がる話題や、気分を害するような話題は避けるべきです。
想像力とは、すなわち相手への気遣いに他なりません。

自分が相手の立場に立ってみれば、どのような話題が不快かはおのずと分かるのではないでしょうか。もちろん、実際に話してみないと相手の好みは分からない側面もありますが、まずは想像力を働かせることが非常に大切です。

3.「コミュ障」というラベルを貼らないで

必要以上に「コミュニケーション障害」や「コミュ障」という言葉に囚われたり、自分に勝手にそのようなレッテルを貼ったりしないようにしましょう。

自分と他者は違って当たり前です。
だからこそ、価値観、興味、性格、そしてそれらに基づくコミュニケーションのあり方も人それぞれ異なるのは当然なのです。

ご自身の感性や感覚を大切にしてください。
その感性や感覚を活かすことを意識した方が、結果として良好な人間関係を築けるのではないでしょうか。

無理をして、感性の合わない方々と付き合い続けるのは疲れてしまいます。
それよりも、ご自身と相性の合う方との関係性やコミュニケーションを大切にすることをお勧めします。

ただし、感性の合わない方を排除すべきだと言っているのではありません。
最低限の挨拶程度の付き合いで十分であり、相手を無視しないこと。

これが、穏やかな人間関係を保つ上で非常に大切なことだと考えています。

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