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自己不信とどう向き合うか?「自分を信じられない」と感じるあなたへ

「自己不信」という言葉を聞いて、あなたはどのような感情を抱きますか?

多くの方が「自分に自信がない」という状態を思い浮かべるかもしれません。
特定の仕事や挑戦に対して「自分にはできるだろうか」と不安になるのは、誰にでも起こりうることです。

しかし、中には特定の事柄だけでなく、「自分は何をやってもダメだ」、「どうせうまくいかない」と、漠然とすべてのことに対して「自分を信じられない」という感覚に陥っている方がいます。

本記事では、そうした根深い「自己不信」に焦点を当て、その背景にある心のあり方や、少しずつでも自分を信じるためのヒントについて考えていきたいと思います。

目次

「自分を信じられない」と感じる原因

なぜ、私たちは「自分を信じられない」と感じてしまうのでしょうか?いくつかの可能性を見ていきましょう。

1.親との関係性で育まれた「自分への疑い」
2.「達成感」を味わえなかった経験
3.「完璧主義」という自分への厳しい評価
4.過去の心の傷からくる「自分への不信」

1.親との関係性で育まれた「自分への疑い」

子どもは、親に認められ、褒められることで「自分は大切な存在だ」という感覚を育んでいきます。

しかし、子どもの行動に対して親の態度が一定せず、褒めたかと思えば急にけなしたりするような場合、子どもは混乱し、「どうすれば認めてもらえるのか?」と親の顔色をうかがうようになります。

このような環境では、「親の態度が不安定なのは、自分に問題があるからだ」と無意識のうちに考えるようになり、自分を信じる力が育まれにくくなります。

また、親からの期待が非常に高く、成功した時だけ褒められるような養育も同様です。
期待に応えられない自分を「ダメな人間だ」と思い込み、自己肯定感が低下してしまいます。

2.「達成感」を味わえなかった経験

「達成感」や「やり遂げた」という感覚は、「自分にもできる」という確かな自信につながります。

子どもの頃や若い頃に、目標に向かって努力し、それを達成した経験が少ないと、どうしても「どうせやっても無駄だ」と物事を途中で諦めてしまう癖がつきがちです。

そうした経験が積み重なると、未来の自分に対しても「きっと最後までやり遂げられないだろう」という不信感が生まれてしまいます。

3.「完璧主義」という自分への厳しい評価

完璧主義は、自分に常に高いハードルを課します。
目標が完璧に達成できないと、「自分はダメだ」と自分自身を厳しく責めてしまいます。
しかし、完璧な人間など、この世に存在しません。

完璧でなければならないという思い込みは、自分を信じるどころか、常に自分を否定し続けるサイクルを生み出します。

4.過去の心の傷からくる「自分への不信」

人から騙されたり、裏切られたり、いじめられたりといった経験は、深い心の傷となります。
通常、こうした出来事は「人を信じられない」という他者不信につながることが多いでしょう。

しかし、中には「自分が愚かだったから騙された」、「自分に問題があったからいじめられた」と、すべての原因を自分自身に求めてしまう方がいます。

本来は相手に問題があったにもかかわらず、自分を責め続けることで、根拠のない自己価値の低下を招き、「自分はダメだ」という自己不信に陥ってしまうのです。

「自己不信」を乗り越えるための解決策

漠然とした自己不信から抜け出すために、今日からできることをいくつかご紹介します。

1.小さな「達成感」を積み重ねる
2.自分を褒め、認める習慣をつける
3.自分を褒め、認める習慣をつける
4.暖かい人間関係を築く
5.信頼できる人間関係を築く

1.小さな「達成感」を積み重ねる

「自分には何もできない」と感じている方も、まずは少し努力すれば達成できそうな小さな目標から始めてみましょう。

a)「今日はいつもより5分早く起きる」
b)「通勤中に好きな本を1ページ読む」
c)「部屋の掃除を1ヶ所だけ完璧にする」

このような小さな成功体験を積み重ねることで、「自分にもできた!」という感覚が生まれます。
この感覚こそが、自分を信じるための大切な根拠になっていきます。

2.自分を褒め、認める習慣をつける

子どもの頃に親から十分に認められなかったと感じている方は、まず自分が自分の一番の味方になる練習をしてみましょう。

a)「今日も一日頑張ったね」
b)「あの時、勇気を出してよかった」
c)「こういう風に考えられる自分は素晴らしい」

このように自分を褒めたり、ねぎらったりする言葉を心の中で唱える、あるいはノートに書き出すことで、少しずつ自己肯定感を高めていくことができます。

3.自分を褒め、認める習慣をつける

「自己不信」が強い方は、他者からの褒め言葉を素直に受け取れないことが多いかもしれません。「お世辞だろう」「どうせ適当に言っているだけだ」と否定してしまうこともあるでしょう。

しかし、誰かがあなたを褒めてくれるのは、そこに必ず理由があるからです。他者からの評価は、あなたが気づいていない自分自身の価値を教えてくれる貴重な機会です。まずは「ありがとう」と素直に受け取ってみることから始めてみましょう。

4.暖かい人間関係を築く

「自己不信」で悩まれている方は、他者を信用、信頼出来ず、社会も信頼されいないことも多いと思います。

したがって、逆説的となりますが、まずは、人と知り合い、暖かい人間関係を築き、その中で自分が認められる体験をすることは、自分にOKを出すことが出来、「自己不信」を解決、脱却。

すなわち、他者からの承認が、自分自身に対する肯定感を上げ、「自己不信」の問題への解決に導くことはあると思います。

5.信頼できる人間関係を築く

「自己不信」と「他者不信」は、多くの場合、互いに絡み合っています。
だからこそ、安心して心を開ける、温かい人間関係を築くことが大切です。

自分をありのままに受け入れてくれる人との出会いは、「自分はこれでいいんだ」という自己肯定感を育むきっかけになります。

人との関わりの中で「自分は認められる存在だ」という体験を積み重ねることで、自己不信を少しずつ手放していくことができるでしょう。

「自分を信じられない」という感覚は、長年の経験から生まれたものです。
焦って一気に解決しようとする必要はありません。
まずは小さな一歩から、ゆっくりと自分自身と向き合ってみませんか?

ご自身の心に寄り添うことが、自己不信を乗り越えるための第一歩になるはずです。

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