自己肯定感を高める1つの方法 素直になる

自己肯定感を高めるためには、自分に素直になること。
そして、他者からの言動(褒め言葉等)、素直に受け取ることが大切です。

今回は素直さをテーマとして、自己肯定感を高める方法について書きます。

1 他者のほめ言葉等を素直に受け取る
2 高い理想を手放し 今の自分を受け入れる
3 自己の長所を認識評価する 出来ないことを見続けない
4 自分と他者の違いを認める
5 好きなことをする 仲間をつくる

1 他者のほめ言葉等を素直に受け取る

さて私は、子供時から母に罵倒され続け、自己肯定感等なかったに等しい人間です。

今は53歳、少しは自己肯定感もあると思いますが・・・。

では、心理学では有名な説。
「脳がいかに現実を認識しているか」

例えば、職場で上司からほめられた際
「あうりがとうございます」と喜ぶのと、「お義理かよ」と思うのでは、私たちの感覚、気持ちはいかに違うでしょうか。

上司が認めてくれたことを、脳がいかに認識しているか、これによっても、心の反応は大きく違い、自己肯定感にも大きく影響するのです。

問題は、「お義理かよ」と判断するのも、脳が判断していることです。

脳が上司からほめられたことを、過小評価しているのです。
この脳のクセでは、自己否定のループからは抜け出すことは難しいでしょう。

でも、ここで考えてください。
脳は瞬間的に現実を認識しますが、「お義理かよ」と判断した根拠は何ですか?
いつもの自己否定をする、脳のクセではないのですか?

自己否定から回復、自己肯定感を高める1つの方法として、素直になるということが必要です。

すなわち、上司からほめられたら、その言葉を、自己判断せず、そのまま受け取るのです。

上司からほめられたことを、努力の結果として、邪推せずに受けとめ、出来ればノートに記録する。
このような、脳の現実認識力を変える自己努力が必要です。

今日、1日にあった良いことをノートに記録してみる。
それを、目で見て感じる。
記録したことを口に出して言ってみる。
耳からの情報で感じる。

これらを行うことにより、自分にも望ましいこと、評価されることは、実際に起こっているのだと、脳に教え、脳のクセを変えること。

決して否定せず、邪推せず、ありのままを受け止め、努力し続けば、素直になれる可能性も大。

他者からのほめ言葉等、肯定的な言葉を素直に受け取ることにより、自己肯定感も高まるのです。

また、自分が素直になると、他者に対する態度も変わり、他者よりも好感をもたれ、他者との誠意あるお付き合いが出来る可能性も大きいです。

これにより、自分は他者に受け入れられていると感じ、自分にOKを出すことも出来ます。

2 高い理想を手放し 今の自分を受け入れる

自分に素直になるという意味においては、今の自分を受け入れることが重要です。
これは、自己受容です。
自己受容、自分を受け入れている方は、「今の自分で良い」という感覚をお持ちであり、自己否定感はなく、逆に自己肯定感をお持ちと考えます。

しかし、「今の自分で良い」という感覚を抱くためには、達成困難な高い目標を掲げて挑戦していては、「今の自分で良い」という、自己受容の境地には至ることは困難です。

そもそも、高い達成困難な目標を掲げる心理的動機としましては、この目標が達成出来れば、自己肯定感を得ることが出来るであろうという意図も、明確にあるのではないでしょうか。
しかし、達成困難な目標を掲げても、今、現在の能力では達成不可であり、無理な目標設定をしたのであれば、この意味においても、自分に素直ではないと言えるでしょう。

また、「今の自分を受け入れる」ことに対して反発を感じておられるとすれば、やはり、自分に素直ではありません。
「こんな自分は受け入れられない」。
「これが、出来れば自分を受け入れる」。

今は達成困難な目標でも、やがては、能力、スキルも上がり、達成可能な目標となることもあるでしょう。
無理はしないことです。
素直に今の自分の状態を受け入れること。
そして、日々最善を尽くして、ゆっくりとではあるが、目標に向かって努力している自分を認めること。
これらの自己を認めることも、自分に対する素直さであり、自己肯定感、この感覚を獲得するためには必要なことではないでしょうか。

3 自己の長所を認識評価する 出来ないことを見続けない

人には皆、長所、短所。
そして、得て、不得手。
出来ること、出来ないことがあります。

人の能力は皆、持っているものが違います。

自分の長所を認め、活かす。
また、この長所を周囲に認めら、ほめられる。
それを心より受け取る。

これは、自分に素直になり、他者にも素直になる姿勢でしょう。

自己肯定感の低さで悩む方は、出来ない自分、自分の能力不足の点のみを見続け、長所を過小評価する傾向があります。

長所とは、あなた固有の長所なのです。

そして、この長所とは、仕事の能力等だけではなく、他者配慮力、コミュニケーション力、集中力等、様々です。

どうか、自分に素直になり、自分の長所を最大限認めてください。
出来ない点ばかりを見続けていては、自己否定のみが先行してしまい、自己肯定感は身に付かないでしょう。

誰にでも長所と短所(欠点)はある。
それが、何であるかは人様々なのです。

4 自分と他者の違いを認める

前項と重なる箇所もありますが、自分と他者は違う存在です。
彼、彼女には出来て、自分には出来ない。
だから、自分はダメだ。

しかし、逆に考えると。
彼、彼女には出来ないけど、自分には出来ることがある。

自分と他者の違いを認め、あまり比較をせず、素直に自分を認める。
自己肯定感においては、他者と比較ばかりしていては、出来ない点に注意集中。
結局、他者を評価、自己を卑下。

これでは、自己肯定感は育ちません。

人は人。
自分は自分。
他者との違いを認め、自分の長所、優れている点を、素直に受け取り、評価しましょう。

5 好きなことをする 仲間をつくる

一言で書くと、あなたのことを否定しない仲間を持つことです。
仲間を持つためには、好きなこと、趣味、理念の共有等、話しの合う人達と仲間になるのが良いでしょう。

否定されないということは、肯定されているのです。

孤独な生活で自己肯定感を得ることは、難しいものです。
それは、当然、肯定とは人からもたらされ、それが、自己肯定感を培うのですから、1人、孤独では自己肯定感どころか、孤独、心の閉鎖状態へとなってしまうのではないでしょうか。

心を開いて話し合える、そのような仲間と出会い、仲良くなり、認められ、自身が肯定されている感覚を得て、自己肯定感は強く身に付くものではないでしょうか。

そのためには、仲間からの暖かい言葉等を素直に受け取ることが必要となるのです。