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いつもニコニコしている人の「仮面」の下にある生きづらさ

いつも笑顔を絶やさない人。
その笑顔は、本当に心からのものなのでしょうか?
それとも、誰かに見せるための「仮面」なのでしょうか。

友人、家族、職場で、常にニコニコと振る舞っていると、疲れてしまうことはありませんか?
無理をしていると感じることはないでしょうか?
心の奥底にある本音を打ち明けられる相手はいますか?
そして、周囲に頼られすぎて、ご自身に余裕がない時でさえ、他者を優先してしまっていませんか?

いつもニコニコしている人は本音が言えず無理を重ね自分を追い込む傾向がある

Index
1.「いい人」であろうとするがゆえの、本音を言えない苦しさ
2.「笑顔の仮面」がもたらす深刻なサイン
3.「自分を大切にする」という選択

1.「いい人」であろうとするがゆえの、本音を言えない苦しさ

常にニコニコしているという振る舞いは、一見すると円滑な人間関係を築く上で有効に思えるかもしれません。
しかし、その「偽りの自己」は、ご自身を追い詰めることにつながりかねません。
仮面をかぶり続けることは、本音を打ち明けられない、辛い状況を生み出します。

いつもニコニコしている人は、無意識のうちに次のような思考を巡らせていることが多いのではないでしょうか。

  • 周囲の雰囲気を明るく保たなければならない
  • 人の期待には応えたい
  • 人に嫌われたくない

そして、このような考えが、さらなる「無理」へと発展していくことがあります。

  • 何事にも一生懸命、無理をしてでも取り組まなければならない
  • 良い評価を得るために、多少の無理をしてでも頑張ろう
  • 頼まれごとを断ってはいけない

しかし、無理を重ねれば重ねるほど、心身の負担は増大し、苦しくなっていくものです。
自分の正直な気持ちを伝えることが難しくなり、例えば「今は疲れています」、「その仕事は他の仕事が入っており、引き受けることができません」と率直に断ることができなくなってしまいます。

結果として、ご自身のことで手一杯の時でさえ、他者からの様々な依頼を引き受け、断ることができず、それが重荷となって押しつぶされそうな感覚に陥ることもあります。

時には、「無理ができない自分」を責めてしまうかもしれません。

2.「笑顔の仮面」がもたらす深刻なサイン

常に笑顔でいること自体、実は不自然なことです。
無理をして何でも引き受けてしまえば、その辛さから、いずれは笑顔が消えてしまうかもしれません。
それは、うつ病のサインである可能性もあります。

あるいは、「もう、ここで働くことは無理だ」と感じ、突然の退職という選択に至るケースもあります。職場の人からすれば、「あれほどニコニコしていて、何でも率先してくれた人が、なぜ突然辞めてしまったのだろう?」と、理解に苦しむかもしれません。

また、いつもニコニコしていることで友人に頼られることが多くなり、その重圧から、友人関係すべてをリセットしたいという衝動に駆られることもあります。
人間関係を断ち切ることで、現状からの解放を求める心理が働くのです。

最も恐れるべきは、この「ニコニコの辛さ」や、他者の期待に応えられない罪悪感、責任感から、「自分が消えてしまいたい」という思いに至ってしまうことです。

3.「自分を大切にする」という選択

偽りの自己から解放されるための第一歩は、ご自身の気持ちに正直に行動することです。
いつもニコニコしていることは大変立派なことですが、無理は禁物です。

その大切な笑顔を、まずはご自身に向けてあげてください。
他者を優先したい気持ちは理解できますが、なぜそこまで他者を優先したいのか、その問題の本質について考えてみることも重要です。

そして、何よりもご自身を大切にしてください。
ご自身のことを真剣に考え、悩むことができるのは、最終的にはご自身だけだということを忘れないでください。

もちろん、悩みを抱え込まずに相談することも可能です。

心理カウンセリングも有効な選択肢の一つです。
しかし、相談した結果、どのように考えや振る舞いを変えるかは、ご自身の選択であり、決断です。

ご自身を大切にするとは、自分の感情に耳を傾け、無理のない範囲で行動すること。
それが、本当の意味での「笑顔」を取り戻す道しるべとなるでしょう。

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