撤退する勇気|経験を次のチャレンジに活かす

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1.撤退は屈辱ではなく屈辱を乗り越える勇気である
2.撤退と自己の限界を知ること(そして挑戦した経験を次に活かす)

1.撤退は屈辱ではなく屈辱を乗り越える勇気である

目標に向かって、頑張って、頑張って、努力しても
自分の思うような結果が出ないこともあります。

でも、頑張ったのだから、時間もお金も投資したのだから
まだまだ、目標達成にこだわり続けたい
未練もあると思います。

でも、こだわり続けること、頑張り続けることが
本当に、人生が良い方に向かうかどうかは、
一度、振り替えり、考える必要もあるでしょう。

意地を張り、頑固になり過ぎ、まだまだと、そのことに固執し続けると
失う方が多い場合もあります。

目標達成にこだわり続け、心身もホロボロになり、挑戦、前進も挫折
さらには、再戦不能の状態になってしまっては大変です。

物事、引き際も大切です。

撤退することに、屈辱を感じるかもしれませんが
撤退する勇気を持つこと。
この勇気も大切なのです。

いや、むしろ、屈辱を乗り越えて、前進する撤退は、勇気の象徴ではないでしょうか。
自分に誇りを感じても良いのです。

さらに、撤退とは、自分を大切にするということなのです。
再戦不能の心身がボロボロの状態になることを避け
力を温存。

次回、再び、前進する力を維持するために、チャレンジしていた目標達成から、一時、撤退するのです。

2.撤退と自己の限界を知ること(そして挑戦した経験を次に活かす)

撤退とは残念ながら、自己の限界を知ることでありもあります

しかし、立派で賢明なことだと思います。

なぜなら、自己の限界を知るということは

何かにチャレンジした結果、これ以上は無理と判断されることであり

そのチャレンジの過程において、様々なことを学習、経験されているはずです。

残念ながら、チャレンジしたことにおいては限界、目標を達成出来なかったとしても
その過程で得た、様々なことは、今後の人生に活かせます。

自己の限界を知るとは、言葉上、残念、無力の感がありますが

実は、これからの人生を、さらに有能に生きるため、自分を活かすための
秘訣、パワーであったりするのです。

なぜなら、自己の限界を知るということは、チャレンジの経験より深く自分を知ることにつながり、
自己の長所、能力の発見もあったことと思います。

これらを磨き上げることにより、その道のスペシャリスト、専門性を高め、再び、前進する道も開けるのです。

いずれにせよ、自己の限界を知るとは
その限界を知るまで、チャレンジ、努力をされ続けたのですから
立派なことです。

今までの経験を活かして、さらなる能力開花を活かして、これからを生きる。

このように、思われても、いいのではないでしょうか。

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