自己犠牲が招くパートナーへの怒り:あなたの幸せを遠ざけていませんか?
恋愛・夫婦、他の人間関係においても同様ですが、パートナーのために、自分のしたいことを抑え、我慢したり、相手の為と思い、パートナーの要望等に合わせ続け事もあると思います。
それによってパートナーは、自分のしたいことが出来、さらに、その事に彼、彼女が付き合ってくれて、上機嫌。
幸せを感じているかもしれません。happy。
でも、常にパートナーに合わせ続けると、合わしているあなたは、どのような気持ちになっていくでしょうか?
心や気持ちの変化はどのようになると思いますか?
特に、恋愛、夫婦においてパートナーに合せ、自分を抑える傾向は顕著でしょう。
そして、あまりにも、自分を抑え、パートナーを優先すると、自己犠牲の問題へと発展します。
相手を喜ばせたい気持ちが、なぜ不満と怒りに変わるのか?
Index
1.パートナーを喜ばす為の自己犠牲がパートナーに対する怒りへ
2.我慢の先に幸せはない:気づきと「頼む」勇気
3.健全な関係のための次の一歩:「頼む」ということ

1.パートナーを喜ばす為の自己犠牲がパートナーに対する怒りへ
パートナーを喜ばせたい、大切にしたいという気持ちは、とても自然で美しいものです。
しかし、その思いが自己犠牲となり、自分の欲求や計画を後回しにしすぎると、知らず知らずのうちに心の中に不満の種がまかれ、やがて怒りとして噴出してしまうことがあります。
「パートナーが笑顔ならそれでいい」と思って、自分の行きたい場所やしたいことを全てキャンセルし、相手に合わせている。一見、相手を思いやる素敵な行動に見えるかもしれません。
しかし、心の奥底(無意識)では、「なぜ私ばかり我慢しなければならないのだろう」、「私も楽しみたいのに」といった声がくすぶり始めているかもしれません。
こうして、常に自分を最優先して楽しんでいるように見えるパートナーに対し、日々の不満が募り、ある日突然、「なんであなたが楽しむために私が我慢しなきゃいけないの!」、「私は楽しんじゃいけないの!?」と感情的に爆発してしまうことがあります。これは、あなたの自己犠牲が限界に達したサインです。

2.我慢の先に幸せはない:気づきと「頼む」勇気
しかし、ここで一度立ち止まって考えてみてください。
パートナーを喜ばせるために自分が我慢すればいい、そう決めたのは、あなた自身ではなかったでしょうか?
そして、それを実行してきたのも、他ならぬあなたなのです。
自己犠牲が限界だと感じ、いきなりパートナーに怒りをぶつけても、相手は突然のことに戸惑うばかりで、あなたの真意を理解できないかもしれません。では、どうすればよかったのでしょう?
恋人同士や夫婦関係において、当初は相手を優先し、自分を抑えることはよくあることです。
しかし、これを続けてしまうと、徐々に不満が蓄積していきます。当然です。自分のしたいことが何もできず、常に相手に合わせているだけなのですから。

3.健全な関係のための次の一歩:「頼む」ということ
もし、心の中に不満が溜まってきたと感じたら、その**「気づき」が最も大切です。
そして、その不満を解消するために、「私も〇〇したい」「一緒に〇〇してほしい」と、正直にパートナーに「頼む」**ことから始めてみましょう。
自己犠牲や一方的な我慢を続けるのではなく、お互いが対等な関係を築いていくことが重要です。
もし、あなたが「頼んだ」にもかかわらず、パートナーが依然として自分の意見を優先し、あなたの気持ちに寄り添おうとしないのであれば、そのパートナーとの今後の関係性について真剣に考える必要があるかもしれません。
それは、残念ながらパートナーがあなたよりも自分を優先し、あなたのことを深く考えていない可能性が高いからです。
いずれにせよ、自己犠牲の先に、真の幸せを手にすることはできません。
自己犠牲から得られるのは、不満と不幸ではないでしょうか。
あなたの自己犠牲は、あなたの幸せを遠ざけてしまうのです。