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性格の悩み・改善

私たちは様々なことで悩みます。
その様々な悩みのなかでも、私たちに悩みの原因があることは多いと思います。

そしてそれはおおざっぱではありますが、私たちの性格の問題と言えるかもしれません。

性格の悩みと改善について:生きづらさを解消するヒント

「なぜかいつも同じ状況でつまずく」「人間関係がうまくいかない」と感じたことはありませんか?私たちは様々な悩みを抱えますが、その根底には、私たちの性格が関係していることが少なくありません。

Index
1.性格の悩みとは?カウンセリングで多く聞かれる具体例
2.なぜ、その反応パターンを選んでしまうのか?改善へのヒント
3.性格の悩みを克服・改善する上での大切な視点



1.性格の悩みとは?カウンセリングで多く聞かれる具体例

性格の悩みでカウンセリングを希望される方は非常に多いです。
それは、自分の抱えている性格が、人間関係日々の生きづらさに影響していると自覚されているからです。多くの方が「この性格を何とか改善したい」という思いでカウンセリングを訪れます。

では、そもそも性格とは何でしょうか?簡潔に言えば、性格とは「ある特定の状況や対象(人)に対して、一貫して取る反応パターン」のことです。この「反応パターン」が、あなたの生きづらさを生み出している可能性があります。

例えば、このような反応パターンに心当たりはありませんか?

  • 会議で意見を言いたいのに、いつも黙ってしまう
  • 人と話した後、「相手を不快にさせていないか」と過度に心配になる
  • 周りが静かだと、無理に場を盛り上げようとして疲れてしまう
  • どんなに頑張っても、「まだ足りない」と感じて自分を追い詰めてしまう
  • 少しでも気に入らないことがあると、つい大声を出してしまう
  • 恋愛において、相手を常に支配しようとしてしまう
  • 親と話すと冷静さを失い、気分が悪くなる
  • 特定のタイプの人とどうしても話したくないと感じる

このように、特定の状況で一貫した反応パターンを繰り返すことは、人それぞれですが、それが生きづらさへと繋がることがあります。この反応パターンは、具体的な行動や態度だけでなく、自分を責め続けるといった思考パターン感覚的な反応も含まれます。

2.なぜ、その反応パターンを選んでしまうのか?改善へのヒント

「なぜ、私たちは特定の状況で、いつも同じ反応をしてしまうのだろう?」

ここに、性格の悩みを改善するための大きなヒントが隠されています。一貫した反応パターンとは、言い換えれば、「行動や態度」です。
そして、その行動や態度を選んでしまうのには、必ず何らかの理由があるはずです。

そこには、「~しなければならない」「~してはいけない」といった思い込み(思考パターン)や、漠然とした不安に対する反応が関係しているかもしれません。
また、それらが無意識のうちに習慣化している可能性も考えられます。

性格は、長年の人生経験を通じて培われ、強化されてきたものです。しかし、だからこそ、そのパターンを理解し、見つめ直すことで変化のきっかけを見つけることができます。

あなたの性格の悩みを改善するために、以下の点を一緒に考えてみましょう。

  • なぜ、特定の状況で過敏に反応してしまうのか?
  • その「生きづらさ」をもたらす一貫した反応パターンは、どのようにして培われたのか?
  • その反応パターンを支える考え方感覚は何だろうか?
  • 現在の反応パターンを選択することのメリットは、何だったのか?(過去の自分にとって、それが最適解だった可能性もあります)
  • では、これから望ましい**新しい反応パターン(行動・態度)**は何だろう?そして、それをどうやって身につけていくか?

これらの問いに向き合うことで、あなた自身の性格の根源を理解し、改善への道を切り開くことができるでしょう。カウンセリングでは、これらの問題について、あなたのペースに合わせて丁寧にサポートさせていただきます。

3.性格の悩みを克服・改善する上での大切な視点

性格の悩みを改善し、生きづらさを軽減することは可能です。
しかし、性格は幼少期から長い年月をかけて形成されたものであり、生まれ持った気質や性格特徴も大きく影響しています。

だからこそ、最も大切なことは「自分の性格に対して真逆の人間になろうとしないこと」です。無理な「キャラ変」は、不自然な自己演出に繋がり、かえってあなた自身を苦しめる可能性があります。
これは非常に危険な性格改善方法です。

重要なのは、今の自分の性格の良い点は大切に残し、悩んでいる点や改善したい点、短所だと感じている性格特徴を、いかに改善し、長所へと転換していくかです。

「長所と短所は『長短同根』」という言葉があります。

これは、あなたの性格の短所や悩みが、実は長所と同じ根っこから生まれている、という意味です。例えば、「心配性」という短所は、裏を返せば「慎重さ」や「リスク管理能力の高さ」といった長所になり得ます。

ご自身の性格の短所や悩みを、どのようにして長所として活かし、伸ばしていくか。
この視点を持つことが、性格改善を考える上で非常に重要です。

私自身、カウンセラーになる以前は、人を避ける性格、人と話すのが苦手な性格でした。
今でもおしゃべりなタイプではありませんが、幼少期から封印していた「人の気持ちがわかる」という特性を活かし、「聞き上手」として、以前よりもずっと楽に社会生活を送れるようになりました。

私自身の経験も踏まえ、あなたの性格の悩みに寄り添い、生きづらさからの回復をサポートする心理カウンセリングを行っています。

ご自身の性格の悩みを深く理解し、より楽に生きるための第一歩を踏み出してみませんか?