2017年6月– date –
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「自分に厳しく、他者に寛容な人」の真意とは?
私たちが目指すべき「寛容さ」について考える 私たちの周りには、「自分に厳しく、他者に寛容であるべき」という理想像を耳にすることがよくあります。 しかし、本当にそのような人は存在するのでしょうか?そして、その「寛容さ」の裏には、どのような心... -
「ひねくれた態度」はなぜ人生と人を遠ざけるのか
ひねくれた態度を取る心理と問題 「あの人、ちょっとひねくれているな」。そんな風に感じたことはありませんか? 辞書を引けば「性質、考えなどが、素直ではない」とあるように、「ひねくれた人」は、一般的にとっつきにくい、付き合いにくいと思われがち... -
過去との決別(人生のリセットボタン)
すべては「前に進みたい」という強い思いから生まれる あなたはこれまでの人生で、「自分の人生を根本から変えたい」と強く願い、自ら「エイッ!」と勇気を出して、人生のリセットボタンを押した経験はありますか? まるでテレビゲームのように、これまで... -
社会的ひきこもりのご相談を承らない理由~私の専門領域について
社会的ひきこもり。この言葉が指し示す状態は、当事者やご家族にとって計り知れない苦痛を伴います。しかし、私は現在、社会的ひきこもりに関するご相談を承っておりません。その理由について、正直にお話しさせてください。 心理的ひきこもり経験者ですが... -
親の養育批判追及のカウンセリングのリスク
受け賜われないカウンセリング:親の養育批判のみのカウンセリング 親の養育に関するお悩みは、多くの方が抱える非常にデリケートで深いテーマです。中には、ご自身の現在の生きづらさや苦しみが、親の養育に原因があると強く感じ、「親を批判すること」を... -
子育て中の母親が抱く「子どもへの嫉妬」の感情
大切な子育てだからこそ生まれる、複雑な感情との向き合い方 子育て中の若いお母さんたちの中から、「子どもが羨ましい」、「嫉妬してしまう」といった声を、カウンセリングの場や文献を通して耳にすることがあります。 これは、ご自身が子どもの頃、実の... -
心理カウンセリング(年齢制限について)
心理カウンセリングは、35歳以上の方を対象として受け賜わっています。 但し、20歳以上の方でしたら、ご希望御座いましたら受け賜わります。 さて、なぜ、カウンセリングに年齢制限を設けているのか、その理由について記載いたします。 心理カウンセリ... -
親の「心配」と子への「侵入」:その境界線と子どもの人権
親の心配が子どもへの「侵入」となる時 お子さんを思う親の気持ちは、尽きることがありません。多くの場合、お子さんの成長を願い、健康や将来を案じるのは、親としての自然な感情です。 特に、成人するまでお子さんを育て上げる責任やプレッシャーを感じ...
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