子育ては自分育て・その意味

子育ては大きな経験・人は経験より成長する

有名な言葉であると思います。

親が子供を育てるにあたり、親自身が親との関係を振り返り、整理したり、思い出したり等することにより、親のありがたさを認識、その逆に親の至らなかったことを子供にしてあげたり、また、子供と接っするにあたり、自分の親との子育てを比べて至らなさを、認識したりと。
様々です。
(但し、至らなさについては時代背景の考慮も大切です)。

また、子供の様々な行動から、子供と自分との違う一面を学び、子供に問題があれば対処法を考え、子供とともに、親も成長するのだと思います。

子育ては自分育て。

子育てに限らず、人を育てる時、例えば、先輩が後輩を育てる、上司が部下を育てる。
このような時、自己の経験に基づき育成・指導すると思いますが、後輩や部下に説明をするに際して、自分の知識の曖昧さを認識再勉強、また、いかに伝えれば分かりやすいか考える等して、説明前から自分自身も成長、また実際の説明時に部下より思わぬ質問を受けることにより、答えを調べたりと、後輩、部下の育成は自分の成長にも大きく影響しているのです。

子育ては自分育て。
その極意と同じではないでしょうか。

人を育てるとは、自分と向き合い、自己反省を行い、自己成長をもたらすのです。

カウンセリングにおいても、カウンセラーはご相談者様との、カウンセリングを通して成長します。

机上の知識だけでカウンセリングを展開することは難しく、やはり、経験から学んだことは、大きな糧となるのです。

実践から学ぶ。
と、言ってもいいでしょう。

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