コミュニケーションの大切さ 待つこと

人間関係、対人関係をよくするために、大切なことは何かと考えますと、それは、相手を理解することです。

そして、理解するために大切な手段は、コミュニケーション、会話です。
コミュニケーションとは自分自身が思っていること、感じていることを発信する場でもあり、相手が思っていること、感じていること等、聴く場(受信)する場でもあります。

そして、お互いが、コミュニケーション、会話を通して、理解を深めていきます。
この事については、補足説明も必要がないと思います。

さて、現代はストレスフルな社会で、時間の余裕もなく、常にイライラせざるを得ない状況であり、ゆったりとした時間を取ることが難しく、また、スマホに割く時間も大切であり、その一方で言語により対面のコミュニケーションを取る時間が少なくなっているようにも感じます。

しかし、コミュニケーションはじっくり、ゆったりした気持ちで取り組まないと、相手を理解するという気持ちを忘れてしまい、自分だけが発信して終わってしまうことになったり、また、相手の話している真意を確認することなく、早合点、推測のみで終わってしまうこともあるでしょう。

このことは、知らない者同士が理解し合うことだけではなく、夫婦、親子、友人等、よく知ってると思われる間柄では特に大切です。

それは、距離感が近い関係性の人達の方が、コミュニケーションに重きを置かない傾向があるからです。
良く知っている間柄であり、聞かなくても、分かっている、もしくは、少し聞けばおよそのことは分かると、勝手に思い込んでいるからです。

知らない者同士であれば、気を遣うこともあり、探りながらも、丁寧なコミュニケーションを取る傾向がありますが、良く知っている間柄であると、知っているゆえに、丁寧に聞くことについて、手を抜いてしまうのでしょう。

でも、推測に基づくコミュニケーションは、相手が本当に伝えたいこととは別のことを勝手に判断してしまい、結局、すれ違いの現象をもたらしてしまいます。

じっくり、丁寧に時間を取り、コミュニケーションを取ることは、自分の伝えたいことを伝えるため、相手の伝えたいことを知り、お互いが理解するために重要なことなのです。

さて、前述した通り、現代はストレスフルな時代、人は常に時間に追われ、スマホに割く時間も大切でしょう。
それでも、しっかりと時間を取り、余裕を持ってコミュニケーシュン、会話を行うことは大切です。
相手の事を良く知っていると思っていても、相手も時と共に、気持ち、事情、事態に変化があり、それを伝えたいと思ったとしても、話せる時間、雰囲気がないと、辛いと思います。

したがって、良く知っている間柄であれば、それだけ先入観は捨て、今に重きを置き、何を伝えたいのか聞いてあげること、また、自分自身の今の心境等、話すことも相手を理解するために大切なのです。

人を取り巻く環境は常に変化し、人の心の安定度等も、常に変わります。
コミュニケーション、会話は、相手を理解するだけでなく、伝えた本人も、分かってもらえたという安心感を得、より絆は深まるでしょう。

さて、本題の「待つことの大切さ」ですが、人によっては自分の考え、感情等、うまく伝えられない状況の時もあります。
思考、感情の混乱、相手に気を遣い過ぎ考え中、病気等で言葉がうまく出てこない。
様々な状況で、自分の思いを、言葉滑らかに、伝えられない時もあると思います。

その時は、待つのです。
相手が発信するまで、話しはじめるまで待つのです。

相手の発信が遅いからといって、イライラしたり、感情的になったり、怒ったりしないことです。
この事態を招くと、相手はさらに何も言えない状況になり、結局は理解してもらえない辛さが増すだけではないでしょうか。
そして、この人に伝えることは無理なことであると判断されると、話す事、理解してもらう事を諦めて、話す機会すべてを放棄してしまうかもしれません。

待つ時間がもったいない、忙しいと思われるかもしれませんが、待つことも思いやりです。

そして、待ってあげたことによって、相手も話しが出来、伝えたいことが伝えられ、理解してもらえたという安心感が得られます。

そして、待つことは、相手を理解するだけでなく、事態によっては、相手を守ることにつながるともお伝えしたいと思います