頼まれ事を断れない人は自分を大切にしていない

Index
1.頼まれ事を断ることは自分を大切にすること
2.自分も相手も大切にした断り方の例
3.円滑な人間関係のために断る・他者の感情責任は取らないこと

1.頼まれ事を断ることは自分を大切にすること

自分が忙しい時、時間の余裕がない時に、人から頼まれ事をされたことってありませんか?

このような時はどうしましょう。

「断りますか」。
「無理をして受けますか」。

自分の時間の余裕がないのに。頼まれ事を引き受けてしまうと、後で、自分が心理的に追い詰められたり等、辛い思いをされるのではないでしょうか。

自分を大切にしているのであれば、頼まれ事は断る方がいいいでしょう。

もちろん、時間の余裕があれば、引き受けても構いません。

でも、自分が忙しいのに、人からの頼まれ事を引き受けて、自分がしんどい思いをするのであれば、これは、断らないことによる、他者優先ではないかと思ってしまいます。

もちろん、断れ慣れていない人は、断ることに罪悪感を覚えるかもしれません。

でも、人間関係は対等です。

頼むこともあれば、断ることもある。

本当は、断った後の罪悪感を抱く必要はないのです。

断ることに慣れることも大切かもしれません。

さて、頼み事をしてくる人は、手が回らなくて、頼まれてくると思います。
でも、自分も時間に余裕がなく忙しい。

このような、時、どうように、頼まれ事を断りましょうか?

2.自分も相手も大切にした断り方の例

頼まれたことについて、どのように、断っていいのか
頼まれ事の断り方について、悩まれることも多いと思います。

では、ここで、断り方の1つの例を、書かせて頂きます。

断り方
・謝る
・事情説明
・断る
・再度・謝る
・代替案提示(可能であれば)

誰かに何かをして欲しいと頼まれた時
でも、忙しく出来ない時もあると思います。

申し訳ありません(謝る)
今は~~が忙しく、とてもお受けできません(事情説明&断る)
大変申し訳ありません(再度・謝る)
15日以降でしたら、時間に余裕もあり、お受けできますが(代替案提示)

上例の事情説明ですが、
時間的には引き受けることは可能であっても、気分が乗らない時もあると思います。

そういう時は
今体調が良くなく、出来そうもありません。申し訳ありません。(事情説明&断る)

いずれにせよ、断る時は、何らか事情を説明した方が
人間関係は無難です。

断ることに慣れていない方は、断り方の事前練習をされてもいいかもしれません。
心理カウンセリングにおいて、練習は可能です。

3.円滑な人間関係のために断る・他者の感情責任は取らないこと

さて、誠意を尽くして断った、断る事情も説明した。

この事情説明に、相手が納得するかしないかは相手の問題です。

仮に、断られたことによって、相手が怒ったとしたら、その人は、自分のことしか考えられない、自分勝手な人かもしれません。

そのような人とは、円滑な人間関係を築くことは難しく、以降の付き合いを考えてもいいでしょう。

相手の問題を、無理をしてまで引き受ける必要はありません。
頼まれ事、頼まれることを無理してまで、引き受ける必要はありません。

「自分を大切に」、心理カウンセラーとして、私の人間関係における、考え方です。

また、断ると一言で書いても、断ることが難しい相手もいるかもしれませんが
無理をして引き受け、自分が潰れてしまっては、大変です。

頼む、断るは、お互いが生きるための助け合い。

強引に頼まず。
無理に引き受けず。

そのためには、断る意思表示は大切です。

そして、双方納得、良好な人間関係の維持を目指すことが一番と考えます。

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