2022年– date –
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自分の悩みが一番辛いと思わないこと?皆苦しみと悩みを抱えている
私たちは皆、それぞれの人生の中で様々な悩みを抱え、苦しんでいます。その悩みは、原因によって大きく分類できます。例えば、 アダルトチルドレンとして、過去の家族関係に起因する生きづらさを抱える方 家族の介護や世話を担うヤングケアラーとして、自... -
怒っていないのに、なぜか攻撃的な口調になる人の心理
人とのコミュニケーションで、相手に悪意はないはずなのに、なぜか攻撃的な口調で話された経験はありませんか? 「こんにちは」と丁寧に話しかけただけなのに、返ってきたのは突き放すような言葉。そんな時、あなたは驚いて黙り込んでしまうかもしれません... -
配慮心と譲る心:なぜ「譲れない人」が増えているのか?
公共の場で、席を譲るべき場面でスマホに夢中になっている人、急いでいるからと列に割り込もうとする人。そんな光景を目にするたびに、「なぜ、この人は譲らないのだろう?」と疑問に感じたことはありませんか? 昔はもっと「譲り合い」の精神が当たり前だ... -
自分が嫌いだと、なぜ人との関係が悪化し、孤立してしまうのか
「自分が嫌い」、「自分のことが好きじゃない」、「自己嫌悪」。このような感情を抱えている方は、少なくないでしょう。 実は、私自身も若い頃はそうでした。自分を守ろうとするあまり、心を閉ざし、人との距離を置くことで、心理的に引きこもっていた時期... -
愛を説く人は本当に愛を知っているのか
愛とは説くものではない。愛、それは、行為行動より示されるものではないでしょうか。 私は愛とは行動行為(思いやりに満ちた言語表現等含む)の中に見出すものであり、愛とは何か説くものではないと考えます。 さて、言葉の行き違いがないように前提です... -
刺激と過激の連鎖が、人生を「破綻」させる時
私たちは、「退屈」という状態を、なかなか受け入れられない存在ではないでしょうか。 日々の生活に物足りなさを感じると、私たちは無意識のうちに、その状態から抜け出すための行動を求めます。 それは、趣味に没頭することかもしれませんし、新しい学び... -
心理カウンセリングにAIは役立つのか?その可能性と限界
近年、AI(人工知能)の進化は目覚ましく、様々な分野でその活用が期待されています。では、私たちの心に寄り添う心理カウンセリングにおいて、AIはどのような役割を担えるのでしょうか? AIがカウンセリングの現場で活躍する可能性と、その限界について、... -
お金でつながる人間関係とその心理:その関係、本当に必要ですか?
どのような人間関係も、築き、維持するためには時間とエネルギー、そしてお金が少なからず必要です。しかし、中には「無理をしてでもお金を払う」ことで人間関係を維持しようとする人がいます。経済的に余裕がないにもかかわらず、なぜそうまでしてお金を... -
容姿(顔・スタイル)を変えて自信をつける:内面と外面の相乗効果
「自分に自信がない」というお悩みは、心理カウンセリングの現場で多くの方から寄せられる相談内容の一つです。自信を育むためには、新たな挑戦、成功体験の積み重ね、自己否定の止めるなど、思考レベルから感覚レベルまで、内面の健全な循環を促すアプロ... -
精神科・心療内科の受診、ためらっていませんか?
精神科・心療内科での治療をためらう心理 Index1.副作用と薬漬けの不安2.「薬漬け」への不安と医師とのコミュニケーション3.精神科・心療内科医との「相性」4.精神科・心療内科と心理カウンセリングの違い、そして併用の可能性 1.副作用と薬漬けの不安 心... -
人生における最高の資産|生きてきた数々の思い出
人生を豊かにする最高の「資産」とは何か? 人生における最高の「資産」とは何でしょうか? お金や不動産、あるいは社会的地位でしょうか。もちろん、これらも大切です。しかし、それらは失われる可能性を常に秘めています。 私が考える人生最高の資産は、... -
親の身勝手な絶縁宣言「勘当」|後悔しないために
勘当という言葉の重み 「勘当」という言葉には、親が子に対して、これまでの関係を一切なかったことにするという強い意味が込められています。 かつては、子の失敗や悪事に対する厳しい罰でした。 しかし、現代においては、親の期待に子が応えなかったり、... -
スマホに夢中な親が招く「サイレントベビー」|泣かない赤ちゃんの心
サイレントベイビーとは泣かない赤ちゃんのこと 皆さんは「サイレントベビー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか? もしかしたら、「サイレントベビー」とは、「泣かない赤ちゃん」のことです。 「泣かない赤ちゃん」と聞いて、我慢強い子、手がかか... -
子どもは生まない方が良い時代かも|地球温暖化等による生存する困難
「子供は産まない方が良い時代かもしれない」 このタイトルを目にして、不快に感じたり、怒りを覚えたりする方もいらっしゃるかもしれません。 特に、お子さんを授かりたいと願っている方や、妊活をされている方にとっては、心ない言葉に聞こえるでしょう... -
契約に基づく親子関係|親の支配により子供を守る契約
親は、子供に対して「こう育ってほしい」「こんな大人になってほしい」と、つい理想や期待を抱いてしまうものです。親の立場からすれば、それはごく自然な感情かもしれません。子供に理想や期待を持つこと自体は、決して悪いことではないと私は考えます。 ... -
怒らないのか・怒れないのか【怒りを表現できない心理】
この世に怒りを感じたことがない人は、おそらく一人もいないでしょう。何に怒りを感じるかは人それぞれですが、その怒りの感情をどう扱うかは、その人の生き方や置かれた状況によって大きく変わってきます。 今回は、誰かから向けられた言動や態度によって... -
優等生・ひきこもり・非行少年の共通性と類似性
一般的に言う、学校における優等生。そして、学校に行かない(社会参加を拒絶する)ひきこもり。また、非行少年・少女。 私は、この3つのグループに、共通性、類似性が存在することがあると考えています。(もちろん、共通性、類似性のない場合もあります... -
優しさが裏目に出る時【その優しさが自分を苦しめていませんか】
助けを求められれば、放っておけない。 頼ってくる人の期待には応えたい。 困っている人を、何とかしてあげたい。 そんな優しい気持ちを持っているあなただからこそ、いつの間にか自分がつらくなり、心が傷つくことはないでしょうか。 結論から言えば、そ... -
繊細な人が社会で輝くために【生きづらさを強みに変える】
はじめに。この記事で使う「社会環境適応力」という言葉は、主に「人間関係を築き、維持していく力」という意味で書かせていただいております。ご了承ください。 繊細さと社会環境適応力の関係 Index1.繊細さの感受性2.繊細さは「柔」の力3.「過剰」を「適... -
路上で子どもがたばこを吸う心理:私たちはどう向き合うべきか
先日、商店街を歩いていると、小学生高学年くらいの少年が、あたりまえのようにたばこを吸いながら歩いているのを見かけました。周囲の大人は誰も注意することなく、私もまた、ちらりと彼を見ただけで、その場を通り過ぎてしまいました。 たばこを吸う子ど... -
所属意識が低く集団行動が苦手な子供として
集団行動が苦手な子供として 私は子供時、小学校に通うことが嫌でした。中学校、高校でも同じです。 小学校、中学校、高校と共通しているのは、集団行動を求められることです。例えば体育の時間の球技。遠足、修学旅行、体育祭、文化祭。 くだらないことを... -
承認欲求|自己存在の承認と心の満足
自分が承認される大切さ:人は承認を求めて生きる 私たちは皆、「自分を認めてほしい」という気持ちを心の奥底に持っています。 これは、他者から認められることで、自分の存在を肯定したいという、人としてごく自然な欲求です。この欲求が満たされること... -
憎しみは人間の本質|憎しみは愛と表裏一体ではない
「人を憎んではいけない」、「許しなさい」。私たちはそう教わってきました。しかし、憎しみという感情は、本当にいけないものなのでしょうか。 私は、憎しみは人間が本質的に持っている感情の一つだと考えています。 なぜなら、私たちは他者に対しては強... -
お金がないと「生きる意味を見失う」のは当然のことと考えます
お金・収入がないと生きていくのが難しい現実について 私たちは、生きていく上で、お金がなければ食べることも、住むことも難しい現実を日々感じています。それでも、「お金がなくても、生きる意味はある」、「希望は必ず見つかる」といった言葉を耳にする... -
行き過ぎた個人主義は「利己主義」となるのか
行き過ぎた個人主義と集団主義について考える 私たちは、コロナ禍において、さまざまな価値観のぶつかり合いを目の当たりにしてきました。特に、欧米で見られた「個人の自由」を主張する人々の行動は、多くの日本人に違和感を与えたのではないでしょうか。...
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