人間関係 コミュニケーション– category –
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集団・組織において役割を与えないことは人の心を潰すことになる
役割と居場所の関係 私たちは社会で暮らしていく中で、会社や学校など、いろいろな集団や組織に属しています。 そして、そこに属する以上、自然と「果たすべき役割」が生まれるものです。 たとえば、大人の場合なら、 ・会社で営業として働く・ボランティ... -
なぜ私は会社・職場・家でも怒られるの?妹も後輩も嫌い!
なぜかいつも「怒られる私」になってしまうあなたへ 「家でも職場でも、なぜかいつも怒られてしまう」と感じ、人間関係に悩んでいる方はいませんか。 今回は、29歳のY子さんの事例を通じて、過去の人間関係が今の自分にどう影響しているのか、そして、どう... -
自分勝手な期待が、あなた自身を追い込むワケ
「期待」 という言葉。新明解国語辞典では、「望ましいことが起こるように心の中で望む」と定義されています。これを「他者に期待する」と考えると、具体的にはどのような意味になるでしょうか?おそらく、「他者に、自分が思う望ましいことを成し遂げてほ... -
人間関係が続かない問題の様々な心理と原因について
人間関係が続かない、その裏に隠された様々な心理と問題 人間関係は、私たちにとって非常に重要なものです。 ある人は、多くの人と深くつながり、いつまでもその関係を大切にしたいと願うでしょう。また、別の人は、少数の親しい友人と、都度その絆を深め... -
お金でつながる人間関係とその心理:その関係、本当に必要ですか?
どのような人間関係も、築き、維持するためには時間とエネルギー、そしてお金が少なからず必要です。しかし、中には「無理をしてでもお金を払う」ことで人間関係を維持しようとする人がいます。経済的に余裕がないにもかかわらず、なぜそうまでしてお金を... -
優しさが裏目に出る時【その優しさが自分を苦しめていませんか】
助けを求められれば、放っておけない。 頼ってくる人の期待には応えたい。 困っている人を、何とかしてあげたい。 そんな優しい気持ちを持っているあなただからこそ、いつの間にか自分がつらくなり、心が傷つくことはないでしょうか。 結論から言えば、そ... -
批判心を露わにしない「大人の心遣い」:人との繋がりを豊かにするために
私たちは誰しも、心の中に批判心を抱くことがあります。 意見が合わない人、感性が違う人、性格がそぐわない人、あるいは漠然と「なぜか気に入らない」と感じる人など、様々な相手に対して、人は多かれ少なかれ批判的な感情を抱くものです。 もちろん、意... -
気の合わない人との向き合い方:原因は相手?それとも自分?
「生理的に無理」な相手に直面した時、あなたならどうしますか? Index1.「生理的に無理」な相手に直面した時、あなたならどうしますか?2.相手を悪者にしない伝え方を選ぶ3.「これは私の問題です」と伝えることの意味4.心理的苦痛から自分を守るための選... -
注意アドバイスを受けて不快・怒りを感じる時の心理の問題
なぜ、他者からのアドバイスを素直に受け取れないのか? 日常生活の中で、誰かからアドバイスや注意を受けたとき、素直に受け入れられるときと、なんだか不快感や怒りを感じてしまうときはありませんか? 「同じ内容のアドバイスなのに、なぜこんなにも気... -
対話は、人生のエネルギー。〜脳を活性化し、豊かな人間関係を築く力
私たちは、社会という集合体の中で生きています。その中で、他者との関係を円滑にし、人生を豊かにするために不可欠なのが「対話」です。 対話と一口に言っても、一方的なスピーチやパーティーでの賑やかな会話とは少し違います。 ここでいう対話とは、「... -
人を信じられない「対人不信」の心理とは?原因と向き合い方を考える
そもそも「対人不信」とはどういう状態なのか? 「人を信じられない」、「心を開けない」、「人を信用するまでに時間がかかりすぎる」。もしあなたがそう感じているなら、それは「対人不信(たいじんふしん)」という心の状態かもしれません。 似た言葉に... -
帰り際に「余計な一言」を言う人の心理
自己制御力の低い人は最後に油断から余計な一言を言い放つ 「言わなくてもいい一言」を、なぜか最後の最後に言ってしまう人がいます。 これまで真剣に話を聞いてくれていたのに、別れ際に突然、上から目線のアドバイスや、批判的な一言を投げかけられると... -
自己主張と他者理解:バランスの重要性
2020年から始まった教育改革「アクティブ・ラーニング」では、生徒の主体性や自己主張が重視されています。心理カウンセラーとして、自己肯定や自己承認を育むうえで、こうした姿勢はとても大切だと考えています。 しかし、行き過ぎた自己主張が日常化する... -
孤独の解消:人とのつながりが深まる居場所と活動の重要性
「最近、なんだか孤独を感じるな…」 SNSでつながっていても、どこか満たされない感覚。それは、文字の羅列だけでは得られない、直接的なコミュニケーションや人との関わりを心が求めているサインかもしれません。私たちは本質的に、人と直接会話をし、理解... -
「話せない」のか、「話さない」のか?
私たちは会話を重ねることで、人と人との関係を築き、発展させていきます。しかし、中には人とうまく話せない、あるいは話そうとしない人もいます。 「話せない」 ことは、人間関係を築くことを難しくし、結果として人の輪から外れてしまい、疎外感や孤独... -
本当に雑談は必要?|「雑談」から人間関係は始まる
私たちは日頃から、「雑談は大切だ」と耳にすることがよくあります。職場、仕事においても雑談の必要性をよく耳にします。 しかし、「たわいのない話」、「一見どうでもいい話」、「さほど内容のない話」といった雑談に、本当に時間を割く必要があるのでし... -
コミュニケーションの大切さ:「待つこと」が会話の質を高める
人間関係や対人関係を円滑にする上で、最も重要なことの一つは「相手を理解する」ことではないでしょうか。そして、その理解を深めるための最も大切な手段が、まさにコミュニケーション、つまり「会話」です。 コミュニケーションは、私たちが自身の考えや... -
人に人を紹介する時、その責任について深く考える
「あの人を紹介して良かった」と言われるために:安心できる人との繋がりを繋ぐ かつてと比べ、私たちは人と出会い、繋がることが格段に容易になりました。交流会やパーティーは頻繁に開催され、スマートフォンやSNSの活用は、そうした出会いを加速させて... -
SNSと人間関係の閉塞的なストレス
スマートフォンの普及と同時に、私たちの生活に深く浸透したのがSNSです。パソコンが主流だった時代にもSNSは存在しましたが、いつでもどこでも手軽に使えるスマートフォンの登場により、その利用は爆発的に拡大しました。 なぜ今、SNSで心が疲弊するのか... -
時には「ノー」と言う勇気:頼まれ事を上手に断るための心得
人から何かを頼まれた時、相手によっては断りにくいと感じることは少なくないでしょう。 特に親しい間柄であれば、「何とか力になりたい」という気持ちが強く働くものです。その場で引き受けるのが難しくても、「時間ができたら対応する」といった代替案を... -
寛容と客観性|日本在住の外国人の接客より学んだこと
客観的に広い視野で物事判断する大切さ 人が人に対して寛容であるためには、自己の主観、べき論、自己中心的に他者を判断することなく、他に見方はないか等、他者を客観的に見て判断、または、他者の立場に立って考える知性が、必要と思われます。 先日、... -
「分かったふり」や「決めつけ」が人の心を深く傷つける理由
私たちは日々の会話の中で、ついうっかり「分かったふり」をしてしまったり、相手を「決めつけて」評価するような言動をとってしまったりすることはないでしょうか。 例えば、相手の話をきちんと聞かずに、「それは、しんどいよね」、「あなたには問題ない... -
「注意」が「怒り」へ変わる時:その心理と健全な関係のために
人に対する注意が怒りの感情に変わるその理由 Index1.「言いたくない」という葛藤:注意する側のストレス2.「怒り」への転換:対応次第で変わる関係性 1.「言いたくない」という葛藤:注意する側のストレス 私たちは日常生活の中で、他者の行動を見て「そ... -
礼儀正しさと思いやり:人とのつながりを深めるために大切なこと
礼儀とはマナーであり形式、その礼儀に思いやりの心があればベター Index1.礼儀とは「形式」:第一印象を左右する大切な「壁」2.礼儀は「形」、思いやりは「心」:両輪が揃ってこそ真価を発揮する3.「形」と「心」のバランスが、豊かな人間関係を築く鍵 1.... -
心を閉ざしている人が人間関係を壊してしまう時:その背景と対処法
普段、心を閉ざし、自分の意見を言ったり、スムーズなコミュニケーションが苦手だと感じている人が、あるきっかけで「この人なら話せる」、「理解してくれそうだ」、「友達になれるかもしれない」と感じる相手に出会うことがあります。しかし、その出会い...
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