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48-小4|無意味なピアノ

小学校4年生のとき、京都市から南隣の向日市へ引っ越しました。

それでも変わらず、父の強い希望で、私は嫌々ピアノを習い続けていました。
 

ピアノの先生は、音大の助教授。

隔週のレッスンだったと思いますが、毎回のように父がべったりと付き添ってきました。

子どもにベタベタくっつく親は子どもの自立と自律を奪う

父がついてくるから、「父のために」ピアノを続けていたようなものでした。


でも、今、はっきりと言えるのは、

子どもにベタベタとくっついてくる親は、子どもの自立と自律を奪ってしまうということです。

私は、自分の気持ちよりも、親の思いを優先して生きていました。


その結果、私は子ども時代を失ったのです。

さらに、土曜日は、京都市・岡崎公園前の音大付属の音楽教室にも通っていました。
(おそらく毎週だったと思います)

レッスンの内容はこんな感じです。

  • クラシック音楽の鑑賞
  • 和音や旋律を聞き取って音感を鍛える訓練
  • 合唱練習

教室が終わるのは17時ごろ。
向日市の自宅に帰ってくるのは19時近くになっていました。

ちょうどその頃、テレビでは「はじめ人間ギャートルズ」が放送されていて、
私はそのアニメだけが、帰宅後の小さな楽しみでした。

けれども今、思い返すと、


本当に意味のない時間を子ども時代に押しつけられていたと思います。

当時の学校は、土曜日も午前中は授業がありました。


そして午後は音楽教室、日曜日はピアノの個人レッスン。

私の「遊び」や「自由」は、そこにはありませんでした。


あの時間は、無意味だったのです。

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